音楽むすび | 2017年6月16日発売

2017年6月16日発売

ダンス・アンド・ラフ・アモングスト・ザ・ロッテンダンス・アンド・ラフ・アモングスト・ザ・ロッテン

ウィジャ盤で次々と霊を呼び出してしまった少女に襲いかかる恐怖!ホラー・メタル・バンド、カラック・アングレンが戦慄の死の世界へと誘う! カラック・アングレンは03年に結成されたオランダのシンフォニック・ブラック・メタル・バンド。 08年に『Lammendam』でデビューし、映画音楽や近現代のクラシックから影響を受けたと思われるオーケストレーションが 縦横無尽に飛び回るスタイルは、この時点ですでに完成の域に達しており、本作は大きな話題を呼ぶこととなった。 12年にリリースされたサード・アルバム『Where the Corpses Sink Forever』は、ストリングスにピアノ、 クワイヤが大活躍するシンフォニック・ブラック・メタルの傑作として大反響を呼んだ。翌13年には来日も果たしているので、 そのステージに圧倒された方も少なくないだろう。その後も順調に活動を続け、そして今回リリースとなるのが、 5枚目のフル・レングスとなる『ダンス・アンド・ラフ・アモングスト・ザ・ロッテン』だ。 カラック・アングレンの音楽的ルーツはブラック・メタルにあるが、彼らは自らのスタイルを「ホラー・メタル」と称し、 自分たちの活動をアルバム、あるいはライヴを通じた「ホラー・ストーリーテリング」であるとしている。 音楽的に展開が複雑というより、ホラー映画的な場面転換を思わせるリズム・チェンジや雰囲気の急変が多用され、 まさに「ホラー・メタル」「ホラー・ストーリーテリング」としか形容しようがない世界観が作り上げられている。 扱われるテーマも、ファンタジー、ゴシック色が強い。バンド名はトールキンの指輪物語からとられているし、 「死は幽霊船からやって来た」「死体たちが永遠に沈むところで」というアルバム・タイトルからも、彼らの持つファンタジー性を想像できるだろう。 『ダンス・アンド・ラフ・アモングスト・ザ・ロッテン』では、そのストーリーテリングにさらなる磨きがかかる。 今回は何と、リスナーすらもそのストーリーの中に取り込まれる仕組みになっているのだ!本作のテーマは 「ウィジャ盤で長い時間遊び過ぎてしまった少女」。ウィジャ盤というのは、日本で言えばコックリさんにあたるもの。 アルバム冒頭、ウィジャ盤を使い、チャーリーという霊を呼び出してしまった少女は、恐怖のあまり逃げ出してしまう。 部屋に取り残されたのは、リスナーであるあなた自身。次々と霊は現れつづけ、リスナー自身がそのストーリーの聴き手となるのだ。 アルバム・タイトルである「腐敗したもの中で踊り、笑え」というのは、死者の輪に入り、その世界を体験しろ、ということ。 つまりリスナーである我々へ向けたメッセージなのだ。 音の方も、いつものカラック・アングレンだ。不気味に、そしてゴージャスに、ゴースト・ストーリーを語っていく。 シンセサイザーをふんだんに使いオーケストラやクワイヤを再現、そして彼ら特有のやや特殊なコード進行でその世界観が 盛り立てられていくのだ。ピーター・テクレンの手によるミックスも素晴らしい。 前作『This Is No Fairytale』も、ミックスはピーター・テクレン所有のアビス・スタジオで行われているが、 カラック・アングレンとピーターの関係というのは、単にバンドとエンジニアというだけではない。 ピーターとティル・リンデマンのプロジェクト、Lindemannのデビュー作『Skills in Pills』製作にあたり、 オーケストラ・アレンジメントの助人に任命されたのが、他ならぬカラック・アングレンのキーボード担当、 アルデックだったのだ!『This Is No Fairytale』をミックス中に、そのオーケストレーションのクオリティの高さに ピーターが驚愕したことが、起用の理由とのこと。つまり『ダンス・アンド・ラフ・アモングスト・ザ・ロッテン』は、 カラック・アングレンとピーター・テクレンが、お互いリスペクトしあう中で生まれた作品なのだ。そのクオリティが高いのも当然である。 本作はシンフォニック・ブラック・メタル・ファンはもちろん、ヘヴィ・メタルの持つドラマティックさが好きな人なら、 誰でもたちまちその世界に引きずり込まれてしまうに違いない。ぜひとも夜、一人でじっくりと聴いてみて欲しい。 【メンバー】 セレガー(ヴォーカル/ギター) アルデック(キーボード/オーケストラ) ナムタル(ドラムス) <収録内容> 01. オープニング 02. チャーリー 03. ブラッドクイーン 04. チャールズ・フランシス・コフラン 05. ソング・フォー・ザ・デッド 06. イン・デ・ナーム・ヴァン・デ・デヴィル 07. ピッチ・ブラック・ボックス 08. ザ・ポゼッション・プロセス 09. スリー・タイムズ・サンダー・ストライクス 《ボーナストラック》 10. チャールズ・フランシス・コフラン(オーケストラver.)

フィード・ザ・マシーンフィード・ザ・マシーン

21世紀最強モンスター・ロック・バンド、ニッケルバックが9枚目のスタジオ・アルバムを6月16日に世界同時リリース! ・アルバム・セールスが全世界5000万枚以上を記録、音楽史上11番目の最多セールスを誇るモンスター・ロック・バンド待望の新作! ・2000年代で一番売れた大ヒット・シングル「ハウ・ユー・リマインド・ミー」をはじめ、グラミー賞9部門ノミネートなど名実共にモンスター級。 ・日本でも2012年武道館単独公演をソールド・アウトした揺ぎないファンベース! 先行シングルとして、アルバム表題曲「フィード・ザ・マシーン」の配信が2月2日よりスタート! ニッケルバックと共同プロデューサーのChris Baseford(スラッシュ、シャインダウン他)によって制作されたこの楽曲は、 猛烈なギターリフと圧巻なリズムの挑戦的なロック・アンセムに仕上がっている。 また、アルバムを引っさげてのヘッドライニング・ツアー「フィード・ザ・マシーン・ツアー」も発表。 6月23日のインディアナ州ノーブルズ公演を皮切りに44公演を廻り、ドートリーとシャーマン・ハーヴェットがスペシャル・ゲストとしてツアーに参加。 さらには、2016年にロックの殿堂入りをしたチープ・トリックが9月に行なわれるカナダの会場でサポート・アクトを務めるワールド・ツアーは 軒並みソールド・アウト、日本でも2012年12月に日本武道館公演がソールド・アウトするなど、ライブ・アクトとしても非常に人気の高い彼ら。続報をお楽しみに。 ニッケルバックは1995年にカナダのアルバータで結成以来、アルバム・セールスが全世界5000万枚以上を記録。 世界で11番目の最多セールスを上げているアーティストである。またアメリカでは、21世紀でビートルズに次いで2番目に売れた海外アーティストである。 2001年にリリースされた大ヒット・シングル「ハウ・ユー・リマインド・ミー」はビルボードの2000年代総合シングルチャートで4位を記録したことにより 2000年代総合トップ・ロック・ソングに認定された。過去にはグラミー賞「最優秀レコード賞」を含む9部門にノミネート。 今世紀最大のモンスター・ロック・バンドである。 <収録内容> 01 フィード・ザ・マシーン 02 コイン・フォー・ザ・フェリーマン 03 ソング・オン・ファイアー 04 マスト・ビー・ナイス 05 アフター・ザ・レイン 06 フォー・ザ・リヴァー 07 ホーム 08 ザ・ビトレイヤル(アクト III) 09 サイレント・マジョリティー 10 エヴリ・タイム・ウィア・トゥゲザー 11 ザ・ビトレイヤル(アクト I)

ハウ・ディド・ウィ・ゲット・ソー・ダーク?ハウ・ディド・ウィ・ゲット・ソー・ダーク?

デビュー作で一躍シーンの中心へと躍進!その類まれなるロック・センスをさらに開花させた待望のセカンド・アルバムを完成!! うねるベース・リフと雷鳴の如く轟くリズム… ブリティッシュ・ロックの正統な血を受け継ぐ ラウド・グルーヴィ・ロックに今こそ酔いしれろ! 熟考を重ねて構築されたメロディックな攻撃性が全編を通して貫かれているこの最新作『HOW DID WE GET SO DARK?』。 今作からのファースト・シングルとなる「Lights Out」にある雷鳴のようなBenのドラム、Mikeの一筋縄ではいかない ひねくれたうねりを見せるベース・リフ、そしてメロディ展開などを聴けば、全てがまさにネクスト・レヴェルへと進化して いることがはっきりと感じ取れるだろう。 他にもカウベルを使用したパワー・リズム/リフがたまらない「I Only Lie When I Love You」や、 大胆なイントロが耳をひく「Hook, Line & Sinker」や、曲が進行するにしたがって激しさを増していく 「Looks Like You Know」など、より本能をむき出しにしたロイヤル・ブラッド サウンドが展開しているのだ。 <収録内容> 01 ハウ・ディド・ウィ・ゲット・ソー・ダーク? 02 ライツ・アウト 03 アイ・オンリー・ライ・ウェン・アイ・ラヴ・ユー 04 シーズ・クリーピング 05 ルック・ライク・ユー・ノウ 06 ウェア・アー・ユー・ナウ? 07 ドント・テル 08 フック、ライン&シンカー 09 ホール・イン・ユア・ハート 10 スリープ

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP