音楽むすび | ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール・フィーチャリング・ザ・パララックス・オーケストラ

ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール・フィーチャリング・ザ・パララックス・オーケストラ

ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール・フィーチャリング・ザ・パララックス・オーケストラ

アメリカのモダン・ロック・シーンを代表するアルター・ブリッジが、2017年10月にイギリスのロイヤル・アルバート・ホールにて
行なったコンサートの様子を収めたライヴ作品をリリース!
フル・オーケストラとのコラボレーションによってバンドの代表曲がさらにゴージャスなサウンドに生まれ変わり、
マイルス・ケネディ(ヴォーカル、ギター)の熱唱、パワフルな演奏など、これまでのライヴ作品とは一線を画した絶品の世界観を体感せよ!

2004年に結成され、これまで5枚のスタジオ・アルバムをリリースしているアルター・ブリッジ。
その歴史はクリードを解散させたマーク・トレモンティ(ギター、ヴォーカル)とスコット・フィリップス(ドラムス)が、
クリードのオリジナル・メンバーで既にバンドを脱退していたブライアン・マーシャル(ベース)と共に新バンド結成へと動き出したことに始まる。
その後、THE MAYFIELD FOURのシンガーだったマイルス・ケネディをオーディションの末に迎えたバンドは、
アルター・ブリッジと名乗り、同年にアルバム『ワン・デイ・リメインズ』でデビューを果たす。

 クリードの流れを汲みつつ、よりモダンでヘヴィな要素も取り入れたこの作品が全米チャート最高5位にランク・インすると、
2ndアルバム『BLACKBIRD』(2007年)、3rdアルバム『AB III』(2010年)もヒットを記録。2010年からマイルスが
スラッシュのソロ・プロジェクトのシンガーに抜擢され、2012年からマークも自己のバンドのトレモンティを率いて活動を始める中、
バンドは3年に1枚のペースでアルバムを制作し、4thアルバム『フォートレス』(2013年)と5thアルバム『ザ・ラスト・ヒーロー』(2016年)も
全米チャートの上位に送り込むことに成功する。

 その間に精力的にライヴ活動も行なっている彼らは、『ザ・ラスト・ヒーロー』をリリース後、2016年11月からヨーロッパ・ツアーを開始すると、
2017年には北米、ニュージーランド、オーストラリア、南米と廻り、再びヨーロッパに戻ってツアーを実施。
その中から10月にロンドンのロイヤル・アルバート・ホールでのライヴを収めたのが
この『ライヴ・アット・ザ・ロイヤル・アルバート・ホール・フィーチャリング・ザ・パララックス・オーケストラ』である。

 アルター・ブリッジは過去にライヴ作品を3本リリースしているが、本作はロンドンのパララックス・オーケストラと共演したコンサートということで、
これまでの通常のライヴを収めた作品とは異なる内容になっている。演奏のスタイルとしては普段通りのハードなプレイをする4人のバックで、
フル・オーケストラが常に演奏する形になっており、アルター・ブリッジの楽曲とオーケストレーションの融合を全編で楽しむことができる。
静かな曲ではオーケストラが楽曲を美しく彩り、ハードな曲では神秘的な世界観を作り上げるなど、オーケストラがアルター・ブリッジの楽曲に
新たな輝きを与えており、マイルス1人によるアコースティック・ギターの弾き語りとオーケストラが一緒にプレイした曲もある。
マイルスの熱唱、バンドの演奏とオーケストラのアレンジも完璧で、今後、ライヴ作品の名盤として語り継がれるような素晴らしいライヴ作品に仕上がったと言える。
尚、Blu-rayとDVDでは伝説的なホールでのパフォーマンスに加え、演奏の合間にメンバーやスタッフのインタビュー、リハーサルの様子も収録している。

【メンバー】
マイルス・ケネディ(ヴォーカル、ギター)
マーク・トレモンティ(ギター、ヴォーカル)
ブライアン・マーシャル(ベース)
スコット・フィリップス(ドラムス)

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