アイ、ザ・マスク
メタル・シーンに革命をもたらしたイエテボリの奇跡=イン・フレイムス、
前作『バトルズ』以来 約2年半ぶりとなる最新スタジオ・アルバムが完成!
ここ数作では鳴りを潜めていたアンダース・フリーデンのグロウルを大々的にフィーチュア、
メロディアスかつキャッチーでありながらも重厚感と疾走感を両立した復活作!
90年代初頭にイン・フレイムスが提示した、アイアン・メイデン+デス・メタルとでも言うべき斬新なそのスタイルは、
同郷のダーク・トランキュリティやアット・ザ・ゲイツらとともに「イエテボリ・サウンド」と称され、全世界のメタル・ファンに衝撃を与えた。
いわゆるメロディック・デス・メタルは、今でこそ当たり前のもの。しかし、スラッシュ・メタルが多かれ少なかれメロディを否定し、
リズムを主体に聴かせる音楽であったこと、そしてデス・メタルがその過激化ヴァージョンであったことを考えると、
そこにメロディを復活させるという発想は並みのものではなかったと言わざるをえない。ましてやそれが機能し、1ジャンルとして定着するなんて、
誰も想像だにしなかったのである。96年の『The Jester Race』、97年の『Whoracle』などは、リリースから20年が過ぎた今もなお、
メロディック・デス・メタルの聖典として崇められている。その後は『Colony』(99年)を1つの転換点とし、イン・フレイムスは
音楽的な舵を大きく切っていくことになる。切々と歌い上げるクリーン・ヴォーカル・パートが増し、一方で北欧らしい叙情的なメロディは控えめに。
ストレートに言えば、アメリカ市場を露骨に意識し始めたということ。00年の『Clayman』は、そんな彼らのニュー・サウンドの1つの頂点となった作品だ。
続く『Reroute to Remain』(02年)では、さらにアメリカンなサウンドを聴かせ、また『Soundtrack to Your Escape』(04年)では、
オルタナティヴ・ロックをも飲み込むなど、彼らの進化、変化は止まらない。06年の『Come Clarity』は、
アメリカ路線に対する賛否を超越した彼らのキャリアを総括する内容で、新旧どちらのファンも狂喜させる傑作となった。
その後も1つの地に安住せず、常に進化し続けてきた彼ら。このたびリリースとなるニュー・アルバム『アイ、ザ・マスク』も例外ではない。
前作『バトルズ』から約2年年ぶりとなる今回の作品は、名盤『Come Clarity』を彷彿させる傑作だと素直に言える内容だ。
久々にアンダース・フリーデン(Vo)とビョーン・イエロッテ(G)が一緒にスタジオ入りし、曲作りをしたという本作では、2人の化学反応が随所に聴かれる。
まさに激情という表現がぴったりのイン・フレイムス節に磨きがかかっているだけでなく、アンダースのヴォーカルの進化も著しい。
シャウト、クリーン両面でのパワー・アップに、多くの人が耳を奪われることだろう。 プロデュースは前作と同じくハワード・ベンソン、
そしてミックスがクリス・ロード・アルジという最強タッグ。マスタリングはテッド・ジェンセンが担当であるから、当然プロダクション面も完璧。
「俺たちは、常に新しいアイデアを取り入れるようにしている。制限なんて一切ないんだ。ライヴで演奏したくなるような曲かどうか。
俺たちの基準はただそれだけさ」というビョーンの言葉通り、『アイ、ザ・マスク』にはライヴ映え間違いなしの強力なナンバーがズラリと並ぶ。
新しいアルバムを聴く場合、普通は期待と不安が交錯するもの。だが、『Come Clarity』の再来とも言える『アイ、ザ・マスク』に関しては、
一切の不安は無用。ダイハードなファンの期待をも軽々と上回る、新たなる傑作の登場だ。
【メンバー】
アンダース・フリーデン (ヴォーカル)
ビョーン・イエロッテ (ギター)
ニクラス・エンゲリン (ギター)
ブライス・ポール (ベース)
ターナー・ウェイン (ドラムス)
ジョー・リカード (ドラムス)
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スウェーデンの鬼神=イン・フレイムス!確実な進化と飛躍を遂げた12枚目『バトルズ』リリース決定! アンダース・フリーデン(vo)の表現力豊かなヴォーカル、メロディアスで重厚なツインギターのハーモニー、 そしてタイトなリズム隊が生み出す最強サウンド! 90年代に“スウェディッシュ・メロディック・デスメタル”を世に知らしめ、 日本でも絶大な支持を得ているイン・フレイムス。2000年代には全米進出を果たすと共にメタルコア・シーンに多大なる影響を与え、 現在もオルタナティヴ・メタルに音楽スタイルをシフトさせながらメタルシーンで確固たる存在感を示している。2014年発表の前作 『サイレン・チャームズ』は過去最高となる全米チャート26位を記録、多くのメタルファンを唸らせた彼らが『バトルズ』と 名付けられた待望の新作を発表する。 「今作はアンダースのヴォーカルが前面に出ていて、力強いコーラスに溢れている。全てがメロディックな仕上がりで、 とても誇りにおもっているんだ。一刻も早くライヴでプレイしたいって興奮しているよ(笑)」とビョーンが語るように、 アンダースの表現力豊かな唯一無二のヴォーカル、重厚なツインギターのハーモニー、メロディとタイトなリズム隊は不変ながらも、 今作でバンドは更なる歩みを進めている。 まず注目すべき点は今作のプロデューサーがハワード・ベンソンだということだ。 これまでにマイ・ケミカル・ロマンス、フーバスタンク、ドートリーなどの強いメロディとフックを持つ優れた作品を数多く手がけた名匠である。 意外な人選ではあるが、「俺たちはいろんなプロデューサーと話をしてきたけど、ハワードだけが俺たちに無理に変化を促すのではなく、 シンプルに最高のイン・フレイムス作品を作ろうという気持ちを持っていたんだ」とビヨーンが語っている。 前作では、デヴィッド・ボウイ、ブライアン・イーノ、U2などが使用したドイツのハンザ・スタジオでレコーディングしファンを驚かせたが、 今作では米国ロサンゼルスを選んだ。ロスにある家屋に設けられたスタジオで曲作りを行い、夜になるとビール片手にバーベキューを 楽しむなどリラックスしたムードで制作されたという。これまでにないロサンゼルスという街が持つ自由な雰囲気と空気が作品に 少なからず影響していることはメンバーも名言している。 9月23日に久々となるライヴ作品『イン・フレイムス ライヴ・イン・スウェーデン〜サウンズ・フロム・ザ・ハート・オブ・ヨーテボリ』を発表、 そして今作『バトルズ』がリリースされる11月には“KNOTFEST JAPAN 2016”出演のため久々の来日を果たす(KNOTFEST JAPAN 2014に続いて 2回連続出演)。その後2017年1月にはアヴェンジド・セヴンフォールド、ディスターブドと共にヨーロッパを遠征、さらに全米ツアーも予定されている。 この作品を機にさらなる飛躍を遂げることは間違いなさそうだ。 「今作にはハワード・ベンソンという視点を通した新しいスタイルの楽曲がある。でも最終的に大事なことは、その曲が良いか悪いかってことだ。 もしそれを自分たちが誇りに思えるのならば、それがイン・フレイムスの曲としてふさわしいってことさ」。現在のバンドの姿勢を物語るビョーンの発言である。 【メンバー】 アンダース・フリーデン(ヴォーカル) ビョーン・イエロッテ(ギター) ピーター・イワース(ベース) ニクラス・エンゲリン(ギター) ジョー・リカード(ドラムス) <収録内容> 01. ドレインド 02. ジ・エンド 03. ライク・サンド 04. ザ・トゥルース 05. イン・マイ・ルーム 06. ビフォー・アイ・フォール 07. スルー・マイ・アイズ 08. バトルズ 09. ヒア・アンティル・フォーエヴァー 10. アンダーニース・マイ・スキン 11. ウォールフラワー 12. セイヴ・ミー 《ボーナストラック》 13. グレイテスト・グリード 14. ハウス 15. アス・アゲインスト・ザ・ワールド 日本盤限定ボーナストラック未定 2016/11/11 発売