エコーズ・イン・エタニティ
ニューヨーク・ハードコア界の重鎮、Agnostic Front が 6 年ぶりのニュー・アルバムをリリース!いかに時代が変わろうとも、彼らの精神は普遍。
戦争、裏切り、抑圧、個人的闘争、反抗をストレートに歌い上げる様は、ハードコア・パンクの鏡!
【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】
ニューヨークのハードコア・シーンを代表するバンドの一つ、Agnostic Front。結成は 1982 年。ニューヨーク・ハードコアの基盤を作り、
クロスオーバー・スラッシュの隆盛も促した彼らは、メタル・ファンをも巻き込む影響力を持つ。
83 年に『United Blood』EP、84 年に現在も名盤として語り継がれる『Victim in Pain』でアルバム・デビュー。
86年のセカンド・アルバム『Cause for Alarm』は、あの故ピーター・スティール(Type O Negative)も関与したとされ、
メタルとハードコアを融合したクロスオーバーの傑作として名高い。
90 年代に一時解散状態となるも、98 年に『Something’s Gotta Give』で復活。
2004 年の 8th アルバム『Another Voice』からはヨーロッパの大手レーベル、ニュークリア・ブラストへ移籍。
以降コンスタントにアルバムを発表し続けてきた。彼らのキャリアを総括した 12 枚目の作品『Get Loud!』(19 年)も記憶に新しいところ。
そんな彼らは 25 年、Reigning Phoenix Music と契約。そしてこの度、待望のニュー・アルバムがリリースされる。
『Echoes In Eternity』と題された本作は、全 15 曲入り。
ハードコア・パンクの激烈さと長年の経験が融合したアルバムだ。
政治色の強い「Way Of War」、ピットで盛り上がる「Turn Up The Volume」、ヒップホップ界のレジェンド、
ダリル“DMC”マクダニエルズをフィーチャしたクロスオーバー曲「Matter Of Life & Death」などを収録。
戦争、裏切り、抑圧、個人的闘争、反抗をストレートに歌い上げる様は、まさにハードコア・パンクのアティチュードそのもの。
ラインナップや時代の変化にもかかわらず、Agnostic Front の精神、メッセージは普遍。ハードコア・パンク・ファンはもちろん、クロスオーバーやエクストリーム・メタル好きも必聴!
【メンバー】
ロジャー・ミレット (ヴォーカル)
ヴィニー・スティグマ (ギター)
クレイグ・シルヴァーマン (ギター)
マイク・ギャロ (ベース)
ダニー・ラマーニャ (ドラムス)
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一発目の音が鳴った瞬間からニューヨーク・ハードコア界の“ボス”の貫禄を、さらりと見せつけられて参った。ストイックなアティテュードと、研ぎすまされたバンド・サウンドに裏打ちされた、まさにリアル・ハードコアがここには封じ込められている。やはり凄い。 2007/12/26 発売
ニューヨーク・ハードコアのパイオニアにしてクロスオーバー界の伝説としてもその名を轟かせるアグノスティック・フロント。12作目となる本作は、クロスオーバーの傑作『Cause for Alarm』を露骨に彷彿させるアートワークが示すとおり、パンク、ハードコア、スラッシュすべてを飲み込んだ彼らのキャリアを総括する力作だ。 ニューヨークのハードコア・シーンを代表するバンド、アグノスティック・フロント。ニューヨークをハードコアの聖地にしたパイオニアである彼らだが、エクストリーム・メタルの世界においても彼らのファンは多い。80年、ギタリストのヴィニー・スティグマを中心に結成。 83年に『United Blood』EP、そして翌84年、現在も永遠の名盤として語り継がれる『Victim in Pain』でアルバム・デビュー。ラモーンズやトーキング・ヘッズなどがいたニューヨークはもともとパンクの中心地であったが、バッド・ブレインズがニューヨークがやってきたこと、そしてこのアグノスティック・フロントが登場したことで、一気にハードコア・ムーヴメントが開花したのだ。 アグノスティック・フロントの名がメタルファンにも轟くきっかけとなったのが、86年のセカンド・アルバム『Cause for Alarm』。のちにタイプ・オー・ネガティヴで大成するピート・スティールも深く関与したとされる本作は、メタルとハードコアを融合したクロスオーバーの傑作として、その名を歴史に刻むアルバムだ。 ただまあこのメタルへの接近、バンドのコアメンバーにとっては不本意な部分もあったようであり、サード・アルバム以降、メタル色は急速に消え去っていくのだが。 その後90年代は一時解散状態にあったものの、98年にはエピタフ・レコードから5thアルバム、『Something's Gotta Give』をリリース。また04年の8thアルバム『Another Voice』からは、ヨーロッパの大手レーベル、ニュークリア・ブラストへと移籍し、コンスタントにアルバムを発表し続けている彼ら。 この度リリースとなるのが、4年ぶり12枚目の作品『ゲット・ラウド!』だ。本作についてヴォーカリストのロジャー・ミレットは「俺たちのキャリアを総括する内容だ」としているとおり、ルーツのパンクやハードコアに根差した実にアグノスティック・フロントらしい作品に仕上がっている。 特に耳を引くのは、スラッシュ的成分の多さ、もっとストレートに言えば『Cause for Alarm』的要素の濃さだ。 これはアルバムのアートワークにも露骨に表れている。アグノスティック・フロントのファンならばすぐにおわかりだろうが、本作のジャケットを手掛けたのはショーン・タッガート。アートワークには『Cause for Alarm』のキャラが再登場。あの時代の感動が蘇ってくる。 全14曲、ハードコアのゴッドファーザーによる『ゲット・ラウド!』は、80年代のニューヨークを生き抜いたものたちによるリアルなメッセージにあふれた作品。 パンク、ハードコアはもちろん、クロスオーバー、そしてエクストリーム・メタルのファンも必聴のアルバムだ。 【メンバー】 ロジャー・ミレット(ヴォーカル) ヴィニー・スティグマ(ギター) グレイグ・シルヴァーマン(ギター) マイク・ギャロ(ベース) ポーキー・モ(ドラムス) 2019/12/04 発売