ザ・モンスター・ロアーズ
イギリスが産んだ最高のハードロック・バンドの1つ、マグナム。トビアス・サメット率いる
アヴァンタジアでのボブ・カトレイ(Vo)の大活躍でも知られる彼らがニュー・アルバムをリリース。
憂いを帯びたハードロックからひたすら美しいバラードまで、心に染みる楽曲がギッシリ。
【日本語解説書封入/歌詞対訳付き】
イギリスが産んだ最高のハードロック・バンドの1つ、マグナム。とにかく美しい歌声を持つヴォーカリスト、ボブ・カトレイが、
トビアス・サメット率いるアヴァンタジアでも活躍を見せていることでお馴染みの彼らだが、その結成は 1972年にまでさかのぼる。
1978年に『Kingdom of Madness』でアルバム・デビュー。82 年の 3rd アルバム『Chase the Dragon』は 17位、
88年の 7th アルバム『Wings of Heaven』は 5 位、90 年の 8th アルバム『GOODNIGHT L.A.』は 9位と、全英チャートを賑わせた彼ら。
96年に一旦解散をするも、01年に再結成。その後はコンスタントに優れたアルバムをリリースし続けている。
19年には元ピンク・クリーム 69 のデニス・ワード(B)が加入。新体制で制作された 21枚目のアルバム『ザ・サーペント・リングス』(20年)が、
大きな話題になったことも記憶に新しい。
この度、そんなマグナムが 2 年ぶりのニュー・アルバムをリリースする。『ザ・モンスター・ロアーズ』と題された本作も、
英国らしい憂いを帯びたハードロックからひたすら美しいバラードまで、ファンが求めるマグナム節がギッシリ。
陰りのあるボブ・カトレイの歌もさらに円熟味を増す。
すっかりバンドに馴染んだ感のあるデニス・ワードによるバッキング・ヴォーカルも、バンドに新たな彩を加えている。
これぞイギリスからしか生まれ得ない、心に染みるハードロックだ。
【メンバー】
ボブ・カトレイ(ヴォーカル)
トニー・クラーキン(ギター)
デニス・ワード(ベース)
リック・ベントン(キーボード)
リー・モリス(ドラムス)
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