音楽むすび | パブロフス・ドーグス

関連音楽

ワン・フット・イン・ザ・グレイヴワン・フット・イン・ザ・グレイヴ

大酒飲みのスラッシュ・メタル・バンド、タンカードの結成35周年を祝う宴が今始まる! ジャーマン・スラッシュ・メタルのBIG4の一角を担うタンカードが、通算17枚目のアルバム『ワン・フット・イン・ザ・グレイヴ』を リリース!お馴染みの酒飲みソングから世界情勢を捉えたシリアスなナンバーまで、幅広い楽曲を網羅! タンカードはドイツのフランクフルト出身。DESTRUCTION、KREATOR、SODOMと共にジャーマン・スラッシュ・メタルのビッグ4の 一角を担うバンドと見なされている。「ジャーマン・スラッシュ三羽ガラスの次のポジションに位置するバンド」との意見も あるにはあるが、バンドの初期から現在に至るまで、音楽面での大きな転向やバンドの活動停止/解散などを一切経てこなかった彼らこそが、 ドイツ産スラッシュ・メタルというジャンルでは最も信頼のおけるバンドであり続けてきたと言えるかもしれない。 1982年にAVENGERとして活動を開始、同年にVORTEXに改名したが、それも束の間、1983年には陶器や金属出来たビール・ジョッキを 意味するドイツ語、タンカードと改名した。 そのバンド名が表わすとおり、メンバー達は揃いも揃って大酒飲み。アンドレアス“ゲッレ”ジェレミア(ヴォーカル)、 アクセル・カッツマン(ギター)、ベルナルド・ラップリッチ(ギター)、フランク・トールワース(ベース)、 オリヴァー・ウェルナー(ドラムス)という5人での活動開始だったが、1986年、父親から節酒を命じられたベルナルドに代わって アンディ・バルガロプロスが加入、地元『Noise Records』よりアルバム「ZOMBIE ATTACK」でデビューを果たした。 NWOBHM、ハードコア・パンク、スラッシュ・メタルから強く影響を受けた彼らの音楽は、当時の日本の輸入盤店でも話題となり好セールスを記録した。 1989年にドラマーがオリヴァーからアルナルフ・タンに、1994年にはそのアルナルフからオラフ・ズィセルに交代、ギター・パートも ツインからシングルに変わるなどラインナップの変遷は多かったが(現在のギタリストのアンドレアス“アンディ”グートヤーは2000年に加入)、 1987年発表の2ndアルバム「CHEMICAL INVASION」以降、下記のアルバムをコンスタントなペースでリリースしてきている。 このたび発売となるタンカードにとって通算17作目『ワン・フット・イン・ザ・グレイヴ』は、「A GIRL CALLED CERVEZA」以来の付き合いとなる ドイツ『Nuclear Blast』からの3枚目のオリジナル・アルバム。音楽面では従来のものよりもシリアスでヘヴィなものとなっており、 歌詞の面では宗教、ソーシャルメディア、メタル讃歌、米国の新大統領、政情不安なシリアの状況、お馴染みのビール讃歌、 そしてビール製造業者の視点から見た政治と企業の癒着や環境問題等々、実に多岐に渡るテーマが扱われている。 バンドの35周年を祝うに相応しい痛快で鮮烈な仕上がりはスラッシュ・メタル・ファンから大歓迎されること確実だろう。 【メンバー】 アンドレアス“ゲッレ”ジェレミア(ヴォーカル) アンディ・グッチャー(ギター) フランク・トールワース(ベース) オラフ・ジゼル(ドラムス) <収録内容> 01. ペイ・トゥ・プレイ 02. アリーナ・オブ・ザ・トゥルー・ライズ 03. ドント・ブルシット・アス! 04. ワン・フット・イン・ザ・グレイヴ 05. シリア・ナイトメア 06. ノーザン・クラウン(ラメント・オブ・ザ・アンデッド・キング) 07. ロック・エム・アップ! 08. ジ・イーヴル・ザット・メン・ディスプレイ 09. シークレット・オーダー 1516 10. ソール・グラインダー 2017/06/02 発売

このエントリーをはてなブックマークに追加
TOP