発売元 : グ・ルーヴ
ラブズ・ザ・グレーテスト・ミステリーラブズ・ザ・グレーテスト・ミステリー
ジャズ・ヴォーカル、というよりはゴスペルやソウルの人かと思ってしまった。それほどまでに声がソウルフル。だから1や3、8などソッチ方面の選曲がしっかり入っているのもうなずけるし、デビュー盤にしてはそれなりの個性を打ち出すのに成功している。
グライド・イン・ブルーグライド・イン・ブルー
岡安芳明が絶賛する佐々木は、知る人ぞ知るハモンド・オルガンの名手。ライヴ活動が少なく、一般には無名だが、同業者から一目置かれてきた。岡安の肝煎りで実現したこのリーダー作では、ジミー・スミスとケニー・バレルの共演を思わせるブルージィな演奏を満喫できる。
ワーリング・オブ・ザ・ウィンドワーリング・オブ・ザ・ウィンド
NYからピーター・マドソン(p)を招いて録音されたデュオ作品。ドラムレスを感じさせないベースとピアノの力量に感心する。中山の明るく爽やかな日差しを感じさせるオリジナル曲が彼の人間性を表わしている。ゲストに山口友生(g)が参加。
ストレート・アヘッドストレート・アヘッド
バップひと筋のトランペッターがリーダーの、村田浩&ザ・バップ・バンドの3年ぶりのアルバム。このバンドは1975年に結成、30周年を迎えた。ホレス・シルヴァーの(1)(8)、リー・モーガンの(6)などジャズメン・オリジナルを選曲。一直線のバップ・セッションが楽しめる。