発売元 : グ・ルーヴ
ウェス・モンゴメリー、グラント・グリーンの系譜に連なる正統派ジャズ・ギタリストの第2弾。ウェスが愛したオルガン奏者のメルヴィン・ラインに名ドラマーのグラディ・テイトという伝統を担う大先輩の胸を借りて、伸びやかに歌う端正なギターが印象的なNY録音のトリオ。
96年に東京で録音されたデュオ・アルバム。同発の『メモアール』の続編と言える作品で、2人の紡ぎ出す確固とした音世界が円熟味をもって胸に迫る。ゲストの打楽器奏者、小松が好サポート。
2000年に結成されたカッティング・エッジなジャズ・グループのファースト・アルバム。ハモンド・オルガンのファンキー・グルーヴをコアに、自分たちの足場である大都会トーキョーの今を等身大で切り抜いた、オリジナリティあふれるサウンドが新鮮。
デクスター・ゴードンばりの音色とフレージングで、いまや貴重なバップ・テナーを信奉する安保(1963〜)のリーダー第2弾。バリー・ハリスの流れを汲む太田寛二を含むレギュラー・カルテットで、タッド・ダメロンやジミー・ヒースといった名手たちの佳曲を鮮やかに聴かせる。★
発売元
グ・ルーヴ95年、ビールのCMソングを歌った鈴木は、ビリー・ホリデイやジミー・スコットから影響を受けたベテラン。渋いヴォイスと説得力に満ちた歌唱力には人生の年輪を感じる。NY録音の本作では日本人トリオの伴奏で熱唱、フランク・ウェスが3曲で参加。
発売元
グ・ルーヴ小曽根真のアドバイスを得て、結成7年にしてついに完成したフロントページ・オーケストラのデビュー作。リーダー&テナーの三木俊雄をはじめ、日本のジャズ・シーンの第一線で活躍する若手が一堂に集まり、真摯でスリリングな演奏を繰り広げている。
オーソドックスなスタイルで力強くジャジィなギターで唄う菅野のデビュー作。チャーリー・パーカー曲の(10)では自信に満ちた真っ向勝負の姿勢が頼もしい。グラント・グリーンに捧げた(2)と(5)(6)が自作曲。そこここにアイディアがちりばめられ技量が光る逸品のアルバムである。