発売元 : コロムビアミュージックエンタテインメント
名古屋のア・カペラ・グループ、Match Vox の中心的人物の6曲入りデビュー・ミニ・アルバム。小室哲哉に憧れ、中学3年生でシンセサイザー演奏を始めたという経歴がうかがえるタイトル曲のほか、彼の音楽性のサンプルというべき多彩な楽曲を収録。
慶応大学在学中のシンガー・ソングライターのファースト・ミニ・アルバム。何かにおびえながら強く生きようともがき、伝わらない思いを叫び、まだ大人になりきれないのに強がって、など自己の生き様を突き詰め、揺さぶる魂で歌い上げている。
“喰らいつくす鬼”というユニークな名前の持つ男性アーティストのアルバムは、フォーク、ロックのエッセンスとヒップホップを融合。何にでも食らい尽く熱いパッションと高いテンションで、社会へのストレートなメッセージを放っている。
99年に結成した、ツイン・ヴォーカル、3ピース・バンドのデビュー・ミニ・アルバム。ロックンロールを基調に、わかりやすくシンプルなサウンドと、耳通りのいいヴォーカルが特色。今、悩みを持ちあがき、不安がよぎるヤツは、これで爽快に吹き飛ばせ。
名古屋出身、26歳の男性シンガー・ソングライターのデビュー・ミニ・アルバム。彼の座右の銘でありソングライティングのテーマである“我が道を行く”そのままに、あくまでも直球のみで押し通すポップなメロディが魅力。150km級の名曲に期待したい。
ファースト・シングル「指輪」を含む男性デュオ・ユニットのファースト・アルバム。美しいメロディと詩情に満ちた歌詞、アコースティックでシンプルなサウンドをバックに爽やかな下地正晃のヴォーカルが重なる。真摯で清潔感のあるラブ・ソング集が完成した。
札幌で皮膚科を開業している女性ドクター・シンガー・ソングライターのシングル。7オクターブの音域を誇る歌声は、微妙にシロウトっぽいんですが、専業のミュージシャンとは別の表現力で、趣味の域を超えた不思議な説得力を持った歌声を聴かせます。
ピアノのバッキングによるバラード(1)は、美しいメロディに乗せた美しいヴォーカル&コーラスが心を潤わせる。キャノンのCMでおなじみの(3)を含め、2000年に結成された男性二人ユニットのメジャー・デビュー・シングルは、珠玉のラブ・ソング詰め合わせといえる。
亜紀ひとみは、小学校教諭として教壇に立ったものの、難病に見舞われてやむなく教職を去り、残りの命を音楽にかけて活動を始めた。「きらきら」は、ライヴでも感動を呼んでいるナンバーで、美しい大自然のなかで生きている喜びを素直に歌い上げている。
98年に北海道帯広市で結成された4人組のファースト・アルバム。恋愛のさまざまな情景を思い切りウェットに描く歌詞の世界を、粘りつく男っぽいヴォーカルが歌い、適度に抑えた演奏がサポートする。歌謡曲寄り歌ものバンドの王道と言える手堅い作りだ。
アコースティック/エレクトリックの両刀使いで知られる人気ギタリストがヴォーカルに初挑戦したナンバーも収録した2000年のアルバムの再発。爽やかなロック/クロスオーヴァー・サウンドをバックに、歌心あふれるギターでさまざまな色合いを紡ぎだす。
女性シンガーに押されがちな、昨今の男性ヴォーカル・シーンに一石を投じるニュー・カマー。ルックスはワイルド、コーラスはスウィート、リード・ヴォーカルはパワフルで男くさくソウルフルという4人組は、いそうでいなかったかも。今井了介プロデュース。
2000年にデビューし、ジャズ・クラブなどでは大注目株の女性4人組コーラス・グループだが、MISIAの(3)をア・カペラで自分たちの色にしてしまうなど聴きごたえ十分。これからもオリジナル楽曲にこだわらず、幅広いレパートリーで唄の巧さを聴かせてほしい。
皮膚科の開業医を営むかたわら、子供のころからの夢であった歌手を目指してきた松坂優子のメジャー・デビュー作。橋幸夫と吉永小百合で大ヒットした「いつでも夢を」のレゲエ版など収録。
神奈川出身の女性シンガー・ソングライターのファースト・アルバム。ここまで本格的なサウンドでグランジをやる人は、最近なかなか見ないかも。聴き手の心に突き刺さるような攻撃的なヴォーカルとサウンドが中心だが、(8)のような弾き語り的バラードもグッとくる。
81年生まれの女性シンガー・ソングライターのファースト。UAやSILVAのような魅力ある声で、わざと音程を外す(いや、自作だからこれが正しい?)歌い方は好みが分かれそう。現実を見据えた日本語だけの詞は、考え方が一貫していて素直に共感できる。
千葉県を中心に活動し、USツアーも行なっている4ピースのファースト・アルバム。全曲英語詞がしっくりくるくらいに、ハードさの中に抒情を忍ばせるサウンドはUSモダン・ロックとリンクする部分がある。メロディのツボの押さえ方もかなりニクいものがある。
精力的なライヴ活動を繰り広げるプロペラの3作目のフル・アルバムは、ライヴではすでに定番の楽曲に、ショート・ムービーの音楽担当や出演などの活動をフィードバックさせた新曲も収録。