発売元 : コロムビアミュージックエンタテインメント
神奈川出身の女性シンガー・ソングライターのファースト・アルバム。ここまで本格的なサウンドでグランジをやる人は、最近なかなか見ないかも。聴き手の心に突き刺さるような攻撃的なヴォーカルとサウンドが中心だが、(8)のような弾き語り的バラードもグッとくる。
81年生まれの女性シンガー・ソングライターのファースト。UAやSILVAのような魅力ある声で、わざと音程を外す(いや、自作だからこれが正しい?)歌い方は好みが分かれそう。現実を見据えた日本語だけの詞は、考え方が一貫していて素直に共感できる。
7曲入りのミニ・アルバム。7曲中6曲は、自らの作詞・作曲。いずれの曲も、寂しさ、心の痛さ、孤独、ぬくもりの枯渇などが歌われていて、少し重い。歌い方もしっとり落ち着いている。「夜が明けたら」のカヴァーは、この曲を知っていたことに驚く。
千葉県を中心に活動し、USツアーも行なっている4ピースのファースト・アルバム。全曲英語詞がしっくりくるくらいに、ハードさの中に抒情を忍ばせるサウンドはUSモダン・ロックとリンクする部分がある。メロディのツボの押さえ方もかなりニクいものがある。
精力的なライヴ活動を繰り広げるプロペラの3作目のフル・アルバムは、ライヴではすでに定番の楽曲に、ショート・ムービーの音楽担当や出演などの活動をフィードバックさせた新曲も収録。
新ドラマー加入後初の作品にしてファースト・アルバム。これまでに発表した2枚のシングルにおける試行錯誤を踏まえて完成したギター・ロックは、逆に大きな破綻を求めたくなるほどにまとまりがよく、キッカケひとつで一気に支持を獲得しそうなほど伸びやかな魅力が備わっている。
代表曲のセルフ・カヴァーを含め、ギターの名手が多彩なサウンドスケープを描き出す。温かみのあるアコースティック・ギター、しっとりムードのジャズ・ギター、エッジの利いたフュージョンと、さまざまな角度から楽器の魅力を掘り下げたギター音楽の白眉。
“癒されてばかりはいられない”と現在のミュージック・シーンに一石を投じるようなTOKMAの攻撃的なハード・ロック。エッジの利いたギターに枯れたヴォーカルが絡み合うさまは、背中を押されるような切迫感にあふれている。イエスの名曲「ロンリーハート」のカヴァーも収録。
ヴォーカルのAya、ギターとシンセサイザー担当の浅野ケンによる2人組ユニットの注目盤。「とうめいなくつ」(仮)はTBSテレビ『恋のバカヤロー!』のエンディング・テーマ。
愛知県出身4人組(99年結成)のファースト・ミニ・アルバム。アルバム・タイトルが示すとおりの影ある青臭い世界を切なく描いてみせる叙情的なバンドだが、ひと工夫凝らされたギターのフレーズがアクセントとして作用することで、真っ正直でない魅力を放っている。好感。
グアム政府観光局のテレビCMソング3ヴァージョンに、メドレーとカラオケ・ヴァージョン収録したマキシ・シングル。アーティストに八代亜紀、安岡力也らを迎え、十分楽しめる仕上がりだ。
D.J.SACHIHOのセカンド・アルバムは、6人のラッパーや2人のシンガーなどさまざまな人々が参加。このアルバムにおいてD.J.SACHIHOはパーティのオーガナイザーとしての役割を果たしている。全体が1トラックになってるような流れを楽しむ作品。