発売元 : ユニバーサルミュージック
等身大の女性の心を歌うtwillのサード・シングル。春になり新しい環境に移り、独りで暮らし始めた人なら「うんうん、そうだよね」と言ってしまいそうな、遠く離れた人への思いを切々と歌っている。住んでいる場所は違っても、見上げる空は同じでつながっている。だから心もつながっていると。
クレイジーキャッツ、デビュー55周年記念でリリースされたベスト。“ビロ〜ン、あんた誰?”の「あんた誰?」以下、やはりクレイジー時代の1〜10曲目には彼ならではの破壊力がある。ヒップホップ歌謡「怪奇ラップ現象」のあちゃらか感など、近作からもコミック・シンガーとしての矜持を感じる。
60年代という時代と通電し合っていたかのようなイケイケで能天気というか、底が抜けていたクレイジー・サウンドの蘊蓄をいくらでも語れそうな曲ばかりの音源集だ。フランキー堺とシティ・スリッカーズに始まる冗談音楽サウンドを真面目に構築した萩原哲晶によるアレンジに再注目したい。
オランダの人気女性シンガーがマイケル・ジャクソンのヒット曲をカヴァー。ウルグアイ出身のギタリスト、レオナルド・アムエドの演奏をバックに歌い、コーラスなどが加わる簡潔なつくりだが、ヴォーカルは力強く、「ベイビー・ビー・マイン」「アイ・ウォント・ユー・バック」「ロック・ウィズ・ユー」などはグルーヴ感十分。8曲目のメドレーでは、キャンディ・ダルファーが華を添える。
98年発表のシングル「それじゃあバイバイ」でデビュー以来、数々のヒットを放ってきたロック・ユニットの、12年間の活動を凝縮したベスト・アルバム。ポップでスリリングなサウンドの数々を楽しむことができる。
ヴォーカル・ハウスの仕掛人にしてクラブ・シーンを牽引するDJ MAKAI。レーベル移籍後初のフル・アルバム。日之内エミ、MONDAY満ちる、WISEなどゲストもさすがのチョイス。鈴木おさむ氏の脚本によるイントロなど、雰囲気作りも見事。ハウス・ミュージックの神髄(プレゼンス)ここにあり。
レゲエ・サウンド・システムのINFINITY 16の8枚目のシングルは、若旦那(湘南乃風)とコラボレート。直球勝負のラブ・ソング「愛してる」は、ストレートな愛のメッセージが胸に沁みるナンバーで、一度聴いたら忘れられない一曲だ。「伝えたい事がこんなあるのに」は、同じく若旦那とのコラボ作だった2009年のシングル曲のラバーズ・ミックス。
2000年2月にシングル「シャイン」でデビューした鬼束ちひろの、レーベルをまたいだオールタイム・ベスト。テレビ朝日系ドラマ『トリック』主題歌に起用されロング・ヒットを記録した「月光」、「流星群」「眩暈」など、彼女の代表曲を網羅する。
卒業、入学、就職、結婚と、多くの人が新たなスタートをきる季節にぴったりの、24枚目のシングル。アコギと生ピアノをフィーチャーした温かさたっぷりのナンバー。「Fascinating Girl」は英語と日本語のブレンドが心地よいmihima流ウエストコースト・サウンド。魅力的な女の子を目指している人のためのポジティヴ・チューン。
積極的なアーティスト活動を展開する茉奈佳奈のシングル。5万枚の売上げを記録した「いのちの歌」を彷彿とさせる壮大なミディアム・ナンバーで、“家族愛”をテーマにした詞を息の合った歌唱で紡いでいる。
実力派女性シンガー、Hanahの3rdシングル。前作同様に2 SOUL MUSICのKENをプロデューサーに迎え、等身大のリアルな女心を歌ったラヴ・ソングとなっている。若い女性たちの共感を呼びそうだ。
前作『VAMPIRE』から1年6ヵ月ぶりとなる3rdアルバム。「Black Market Blues」や「Cold Edge」、映画『彼岸島』主題歌「命ノゼンマイ」を含む完全セルフ・プロデュースによる、文字どおり“革命的な”充実作だ。 ⇒“9mm Parabellum Bullet”完全生産限定USBはこちら
吹奏楽の定番シリーズ『ニュー・サウンズ・イン・ブラス』の2010年版。岩井直溥指揮、東京佼成ウィンドのゴールデン・コンビに、豪華なゲストを迎えての全曲新録音。全曲のスコアも発売される、ファン必携の一枚だ。
デビュー以前の81年から2009年までの音源からコンパイルした、作曲家・千住明の作品集であり、ヴァイオリニストである妹の千住真理子の演奏集だ。TV番組などのテーマ曲が中心となっているのでポピュラー・ミュージックという位置づけだが、小品集として存分に楽しめる作品集だ。
ラテン系ヒップホップを代表するグループの、PRIORITY移籍第1弾となる6年ぶり8枚目のアルバム。トム・モレロやマイク・シノダ、マーク・アンソニーほか、豪華ゲストを迎え、ヒップホップとロックが理想的かつ強烈に結合したミクスチャー・サウンドを展開。ブランクを感じさせない出来栄えに脱帽。
これまでジャズになじみのない女性も楽しめる美メロ満載のコンピレーション。特にピアノをフィーチャーした選曲で、イリアーヌやビージー・アデールらの雅やかな演奏が堪能できる。
ナッシュビルを中心に活動する女性ピアニストによる、イージー・リスニング・タッチの優雅な作品。「ラヴ・ミー・テンダー」「アンフォゲッタブル」「イエスタデイ」など、おなじみの曲を情感豊かに演奏している。ボーナス・トラックとして「いい日旅立ち」を追加収録。