発売元 : ロックレコード株式会社
新曲6曲を含む2枚組ベストだが、“情”サイドと“義”サイドに別れているあたり、ロック系歌手を謳いながらも徹頭徹尾人柄がよさそうな、この人の持ち味なのかも。香港とも、もちろん大陸中国とも違う、台湾ポップスならではのほのぼの感が漂います。
マレーシア出身、99年に台湾でデビューした女の子歌手の2枚組ベスト(+新曲5曲)。いかにも“歌謡”な、ベタなアレンジにちょっとくすんだ歌声がマッチ。THE BOOMの「島唄」のカヴァーも。しかし2枚組はちょっと多いな〜。カワイイんだけどね。
台湾で見出され、87年にデビュー。その後、故郷の香港をはじめ、中国やシンガポール、日本でも人気を得た彼の、ヒット曲30曲を収録した2枚組。ジャッキー・チェンの映画にも出演しているので、顔を見ればわかる人も多いのでは。ミディアム・テンポ中心の自作曲を伸びやかに歌う。
2年におよぶ兵役/活動休止を経て、帰ってきました台湾のGLAY(ちょっと乱暴?)。ともあれ持ち味だった可愛げはそのままに、サウンド面ではジプキン調ギターをまじえるなど成長の跡も。“WAR IS OVER”のロゴ入りマグ・カップがなにげに並ぶブックレットがおもしろい。
話題の“10人のピアニスト”にも参加した新進気鋭のピアニストの意欲作。タイトルはロシア語で映画を意味するが、既存の映画音楽ではなく、ビジュアル・イメージを喚起するオリジナルのインストゥルメンタル。緑の森で自然浴をしているような心地よさだ。
台湾音楽ムーヴメントのなかでカリスマ的存在感を獲得した新世代ロック五月天のベスト。シンプルで魅力にあふれた耳に残る楽曲と、アーティスト自身が率先して音楽を楽しんでいる姿勢がアルバムからあふれてくる。2003年の活動再開に向けた4曲の新曲も期待を盛り上げる。
台湾で製作されたサスペンス映画のサントラ盤。アジア映画の好調ぶりを示すように、音楽的にもアジアの枠を超えている。カレン・モクによる7曲のヴォーカル曲が目玉だが、カーペンターズで知られる(19)よりも広東語/中国語で歌われる4曲に魅せられる。
十年一日の木訥な歌いぶりだが、CDまで買うのは熱心なジャッキー・ファンだからこそ。これはこれでいいのだろう。曲調的にはどちらかと言えばAOR寄り。『プロジェクトA』や『天地大乱』の主題歌を朗々と歌う成龍ファンとしてはほかをあたることにしました。
台湾のアーティストながらも中国本土で絶大な人気を持つ彼の日本での3枚目。彼の主演映画『SUMMER OF LOVE』の挿入歌「一個人」のPVもエクストラで収録している。
40年ものあいだ世界中を旅して歌い続けてきた実力派エンターテイナーが66歳にして初のアルバムをリリース。米軍キャンプなどで培った迫力のある声の中に、本物だけが持つ色気が見える。
エニグマのヒット曲『リターン・トゥ・イノセンス』にサンプリングされ注目を浴びながら、2002年春に世を去った彼の追悼盤。ア・カペラを収録したDISC2では彼の美声を堪能できる。
98年のデビュー以来、その文学的なセンスが同世代の若者たちから大絶賛されている彼女が、2年ぶりにリリースする3枚目。日本盤にはボーナス・トラックとして、詩の朗読2篇を収録。
台湾の歌姫、ウィニー・シンが、日本でヒットしたドラマや映画の主題歌をカヴァー。たとえばMISIAの「EVERYTHING」などにしても実にシットリとした色気があり、西欧を向きたがる日本の“ディーヴァ”とやらよりも、よほど好感が持てる歌い方。
80年代半ばから活躍する台湾の人気女性シンガー、ウィニー・シンのエミール・チョウとの絶品デュエットを含む、日本編集ベスト盤。美しい歌声で丁寧に歌い上げられるミディアム/バラードは、北京語の柔らかな響きも手伝って情感たっぷり。★