発売元 : ロックレコード株式会社
2005年8月のイベントを記念した2枚組コンピ盤。台湾のロック・ポップ・アーティストが集結したもので、カリスマ的人気のリン・チャン(林 強)も参加してアジアの底力を見せつける。
マレーシア出身の人気シンガーで、“ラブ・バラードの歌姫”として台湾を中心に大ブレイクしたフィッシュ・リョンの1年ぶりのアルバム。ヴォーカリストとしての幅の広さを感じさせる、しっとりと美しい作品だ。
台湾の国民的ロック・バンド、メイデイの新録曲6曲+ベスト選曲によるアルバム。北京語の代表曲を収録したディスク1と、台湾語のナンバーを収録したディスク2の2枚組で、爽やかで素朴な彼らの魅力が堪能できる。
台湾をはじめ中華圏では絶大な人気のビクター・ホワン(品冠)の1年ぶり4枚目のソロ・アルバムは2枚組で、既発25曲に新曲5曲を加えた全30曲。甘く温もりを感じさせる唄声は、ラブ・ソングで威力を発揮する。クセのない曲づくりも巧い。
韓国、台湾など、アジア圏の音楽の進歩の凄まじさに驚かされる昨今だが、また台湾のシンガーが日本デビュー。台湾のドラマ『ラベンダー』で日本でも人気が出た彼だが、もともとは歌手志望だそう。本作ではバラード中心でスウィート・ヴォイスを披露。
2005年1月の台湾公演を中心に、アメリカ・上海・シンガポールなどで行なわれたワールド・ツアーの模様を収めたライヴ・アルバム。CD化されていない「花」も収録し、台湾カリスマ・バンドの魅力を凝縮する。
ナチュラルで透明感のある歌声と知的なソングライティングが魅力の女性シンガー・ソングライター、チア・チェンの代表曲を集めたベスト・アルバム。ヒット曲やファンの間で人気の高い曲など、全15曲を収録。
台湾の歌姫フィッシュ・リョン。彼女が2004年10月に台湾大学体育館で4,500人もの観客を集め行なったコンサートの模様を、2枚組音源として完全収録。THE BOOMの「島唄」のカヴァーや、日本でもお馴染みな五月天の歌なども歌っている。装丁も豪華。
マレーシア出身、中華圏で人気博したポップ・デュオ=無印良品 (ウーイン・リャンピン) の一人の2年ぶりのアルバム。さーっと眼前が広がるサウンド(1)に続き澄んだ歌声で展開するバラードの世界 (リズムが利いた曲は(11)くらい) には心洗われる思い。
台湾女性シンガーによる2枚組ベスト盤は、叙情的なバラードを中心に新曲も4曲収録。柔らかく潤いのあるヴォーカルは、北京語でありながら曲に描かれた感情がわかるほど、表現力豊かだ。また、上田知華による[2](4)では楽曲のよさも再認識できる。
台湾出身のシンガーで役者としても活躍中のリッチー・レンの2年ぶりの北京語盤(対訳付き)アルバム。織田哲郎、中島みゆきのカヴァーを含め全10曲を収録。甘いバラードからアップタイトなロックまで、ポップに伸び伸びとヴォーカルの魅力を余すことなく聴かせている。
台湾では、かつてのGLAYを彷彿させる人気の彼ら。通算5枚目は日本でレコーディングしたというだけあり、J-POP? と思わせるキャッチーなサウンドだが、粒ぞろいのルックスとは裏腹に歌詞は政治的で哲学的。母国のビミョーな国際的立場と無関係ではない。
台湾の人気俳優、アンブロウズ・シューの2ndアルバム。俳優としてのイメージを重視した1stから一転、素のままの彼をコンセプトに、R&Bやポップロック系のスロー〜ミディアム・テンポのナンバーが中心となっている。
台湾の人気女性シンガー、フィッシュ・リョンのアルバム。洋楽ポップス風でもなければ、日本市場を意識したようなところが一切感じられないところに好感が持てる。一貫してチャイニーズ・ポップといった風情と、チャーミングなヴォーカルが一体化した魅力的な一品。
香港R&Bシーンの顔役的男性シンガーの3年ぶりとなる復帰作。タイトルにも表現されている解放感は、艶の向こうに自信をたぎらせている歌声の強さとなって現れている。ヒップホップ色の強いサウンドも決して流行歌に終わらないエネルギーを湛えている。
台湾の個性派、チャン・チェンユエのベスト・アルバム。ストリート系のルックスながら、そのサウンドはアコースティック・ギターを多用したシンプルでストレートなもの。徐々にオルタナ色が増す変貌も楽しめる。切々と歌うヴォーカル・スタイルも印象的だ。
台湾の女性トップ・シンガー、ウィニー・シンの新曲を含む3枚組。代表的なヒット曲がすべて網羅されているほか、新曲を6曲収録、他にデュエット・ソング7曲などが収められていて、ベスト盤とはいっても集大成的な内容。バラードはやはりピカ一の味わい。
中華圏では絶大な人気を誇ったデュオ“無印良品”(笑)のビクター・ホワンが、解散後3枚目のソロ・アルバム。コブクロの「風」をカヴァーしたこともあるとかで、かなり日本のポップスに影響を受けているようだ。ただ、日本の歌手より歌い方が演歌チックかも(笑)。