発売元 : ワンダーグラウンド・ミュージック
高い評判を獲得したデビュー作から5年。長い沈黙を破っての発表となったPaperBagLunchboxの2ndアルバム。5年間に書きためられた80曲から選ばれたナンバーには、彼らならではのゆるやかなグルーヴが詰まっている。
2年ぶり通算9作目となるオリジナル・アルバム。唯一無二のダンス・ミュージック・バンドが3年間のライヴで鍛え上げてきた至宝の5トラックが収録され、その空気感はかなり濃密だ。なかでも、バンド史上屈指の名曲として音源化が待たれていた「ECLIPSE」は、本盤のハイライト・トラックといえよう。
オリジナル・メンバーの6人編成に戻ってから初となるアルバム。緻密でありながら肉体に直接作用するエネルギッシュなサウンドはまさに彼らならでは。テクニカルでパワフルなダンス・グルーヴにどこまでも身を委ねたい。
98年のデビュー以来、独自の活動を続ける男性シンガー・ソングライターの3枚組アルバム。ラジオ・ドラマ仕立てのストーリーとポップな楽曲によるコンセプチュアルな展開からは、彼の強い思いとメッセージが楽しませつつも伝わってくる完成度の高い大作。
“世界最古の管楽器”とも言われるアボリジニの民族楽器ディジュリドゥ。その奏者、ゴマが放つジャングル・パーティ・アルバム。暗黒舞踏のような楽曲一つひとつの存在感と野性味あふれるサウンド! そして頭のてっぺんから突き抜ける地鳴りのようなグルーヴ! 踊れ!★
三部構成の雄大な組曲。ミニマルなリフレインを軸に油断なくテンポ・チェンジを織り交ぜつつ、前衛性と大衆性の間を行き来する構成はスリリング。全1曲55分の大作ながら、終盤のカタルシスまで中弛みは皆無。冷熱の切り替えも心地よい、至福の音楽回遊を体感されたし。★
結成5年目を迎える4人組バンド、初のフル・アルバム。ロックに“まったり”という表現がいいのかどうかわからないが、しかし全編ミディアムのまったりした世界。が、もちろんビートはあるわけで、その緩い中に独特のグルーヴがある。