発売元 : 日本コロムビア株式会社
響きを倍音で軋ませ、難所ではテンポを立ち止まらせてまで一つ一つの音と克明に対峙する。無論ほとんど笑うことも艶めくこともないのだが、“真摯”の身振りが意外に音にまとわりつかないので音楽は見かけほど重くならない。この厳然の形、武骨だがすがしい。
“好事家のための”を標榜するヴァンガードらしい、1940年に行なわれたふたりのビッグ・ネームの共演ライヴ。ワシントン国会図書館が所蔵するアセテート盤(78rpm)から直接おこしたとするマスターは音質的にも優れたもの。まさに歴史的な記録、傾聴に値する。
制作・出演
カントルーブ / ガーション・キングスレイ / ガーション・キングスレー指揮管弦楽団 / ネタニア・ダヴラツ / ピエール・ドゥ・ラ・ロシュ指揮管弦楽団 / ピエール・ド・ラ・ローシュ / 管弦楽団発売元
日本コロムビア株式会社ひなびた詩情の漂う「オーヴェルニュの歌」である。ダヴラツの素朴な歌唱からは作為的な表情など一切感じられない。無垢で清澄な声から滲み出る牧歌的な味わいはえも言われぬ美しさだ。至高の名演に対訳を添えて廉価で発売した企画の慧眼に敬意を表したい。★
幼稚園や学校などで行なわれる運動会での、さまざまなニーズに応える決定盤音楽集。開会前や閉会後用BGMや、入場行進曲、オーソドックスなマーチや体操曲など、カユイところに手が届く充実ぶり。
現代的な解釈で取り組む落語会や、創作落語など若い層にも親しみやすい新・落語を積極的に取り組んでいる林家たい平の落語集。人間っていいな、と思わせる“感動噺”が楽しめる。
コロムビアに在籍した12年の軌跡をたどれる2枚組シングル・コレクション。A面曲を発売順に収録。また、2002年に発売されたBOXには未収録の『アワー・コネクション』作品なども収録。
陣内大蔵や野呂一生など日本の音楽シーンに欠かせない凄腕ミュージシャンらによるプロジェクト、Vibesの通算2作目。作曲者ごとに曲調の色合いは異なるものの、どれもが歌ものポップスとして成立。心に残る楽曲ばかりが詰め込まれている。
2年半ぶりのオリジナル・アルバムは、この2年半の活動を凝縮したものにしたかったという。都響のメンバーとのアンサンブル、他ジャンルとのコラボレーションなど、さまざまな表情を見せてくれる。欲を言えば、もっと古川のソロをたくさん聴きたいところ。