発売元 : 株式会社アップフロントワークス
モーニング娘。が“無添くら寿司”とタイアップ、“むてん娘。”としてリリースしたシングルがこれ。将来、貴重なコレクターズ・アイテムになるのではなかろうか。マイナー調の歌謡メロディの「あっぱれ回転ずし!」、高速スカの「くら寿司ビッくらポン!」、どちらも老舗ガール・ポップ・グループの余裕で軽々とこなしているという感じだ。
恋のライバルが学校の友達のママ、という発想にブッ飛んだ3枚目のシングル。韓流ドラマ的な設定を中高生アイドルに歌わせたところが、変化球的なアプローチを持ったこの歌の醍醐味。ビート・ロックを軸に据えた疾走感あふれた躍動的な楽曲も、少女たちが歌うことで甘酸っぱくなる。そこが面白さだ。
15歳の初々しいアイドルから、クールでセクシーなディーヴァへと成長を遂げた後藤真希の2001年から2007年までの楽曲をコンプリートしたベスト・アルバム。未発表の貴重な音源も収録。
近年は舞台女優としても活躍する安倍なつみ。1年9ヵ月ぶりに発表するシングルは、舞台での経験も反映されたのか、言葉の一つひとつを彼女自身の素直な気持ちとして歌い上げる。優しい歌声には癒しのオーラも漂う。2曲とも岡村孝子によるナンバーで、カップリングは岡村のカヴァー。
60年代に湯原がバンド付きの歌手だったザ・スウィング・ウエストと共演しているシングル。歌謡ポップ「Love comedyららばい」では、彼のポップ・シンガーならではの本領が発揮されている。バラード曲「黄昏の天使たち」は妻・荒木由美子とのデュエットでしんみりと聴かせる。
“男の哀愁”をコンセプトに、堀内自身のオリジナル曲からカヴァー曲までを収録した39周年(サンキュー・イヤー)記念アルバム。カヴァー曲では、「五番街のマリーへ」や「空に星があるように」での癖のないというか、堀内節とは異なる方向での歌唱にはびっくりする。「時の過ぎゆくままに」では反対に堀内節に引き寄せ、ジュリーの片鱗などもない歌となっている。
著名なアイドル・ウォッチャーも激オシのアイドル・ユニット、スマイレージのメジャー・セカンド・シングル。作曲は2曲ともに大御所つんく♂先生。つんく♂カラー100%、80'sアイドル・ポップ調のステキ曲。大阪弁のみならず標準語のまで……頑張る彼女らのためにファンも頑張るべし!
シンガー・ソングライター、因幡晃のデビュー35周年記念アルバム。「わかって下さい」といった代表曲や未発表曲「しあわせの近道」など、全13曲を収録。最大の魅力である歌声を引き出すため、ピアノを中心とした小編成スタイルでのアレンジとなっている。
俳優としても活躍する演歌歌手のシングル。過去の作品とは打って変わり、本来のネアカなキャラクターを活かした明るく元気な楽曲。本作を引っ提げ、中・高年女性の若返りの伝道師を目指す。
前作「雄叫びボーイWAO!」に続いてのリリースとなる、2010年第2弾シングル。テレビ東京系アニメ『イナズマイレブン』およびニンテンドーDSゲーム『イナズマイレブン3 世界への挑戦!! ボンバー』のエンディング・テーマとなっている。
デビュー11年目、男性シンガー・ソングライターの2010年初シングル。日々何かを誤魔化しつつ世間に歩調を合わせ生きる癖がついた現代人には、詞の言葉がリアルに胸に響くだろう。が、決して嫌な痛みではない。聴き終えた時、心が解放されたようにすっきり爽快な気分になった。熱いロックな一枚。
43枚目のシングル。以前のモーニング娘。は、ベタな暑苦しさを前面に押し出した、ちょっといなたいところに魅力を求めていた。本作でのモーニング娘。は、スタイリッシュかつソフト・タッチな音楽性を表現。その軽さを、全員で歌うことで生まれる熱さで、いなたい色に染めている。
ハロプロエッグのメンバー4人によって結成されたアイドル・ユニット、注目のメジャー・デビュー盤。カワイきわどい歌詞とマイナー調のメロディ、畳み掛けるようなアレンジに勢いあふれるストレートなヴォーカル……15歳の少女が抱く期待と不安を見事に捉えた、途轍もなくパンチの利いた痛快なナンバーだ。