音楽むすび | 発売元 : 株式会社エル・ディー・アンド・ケイ

TOKYO FMの『SCHOOL OF LOCK!』でグランプリを獲得、中学生でデビューした彼女のサード・ミニ。今回もプロデュースは元Cymbalsの矢野博康。キリンジやノーナ・リーヴスのメンバーも参加しており、高品質なサウンドが約束されたようなもの。加えて恐ろしいまでの透明感。美しい水を与えられた思い。

ジャズや70〜80年代邦ポップスのカヴァーに、自作、都会的なグルーヴ／サウンドと絡むホンワカ柔らかなヴォーカルが独特の感触を残す。“ミドル＆メロウ”を鍵にしたコンピ・シリーズ第3弾は、2004年に独立した女性歌手(元Cymbals、父は土岐英史)のソロ活動ベスト的一枚。

松山ケンイチ主演『銭ゲバ』主題歌を収録した沖縄出身の4人組の2作目。沖縄音階を巧みに盛り込む一方で、ストレートで素朴な日本語詩を乗せて、ポップなロックを聴かせる。全体を貫くほのぼのとしたパンクといった風情がたまらない魅力に思える。

鈴木惣一朗プロデュースのビートルズ・カヴァー『りんごの子守唄』の続編は、バカラック・カヴァー。それぞれに力は抜けているが、決して脱力ではない。隙間の空き具合が絶妙。そして原曲の素晴らしさが耳にしみる。おおはた雄一の「Me Japanese Boy I Love You」はモロに往年の細野。

2000年に結成し、着実に成長し続けている彼らの待望といえるファースト・フル・アルバム。最初から最後までストリート系独特の勢いがありながら、影のある風情やメロディやアンニュイな雰囲気が独特の世界を構築している。

かりゆし58が2009年春に送る新たな“泣け歌”完成！　大型タイアップ進行楽曲！　 “あなたの一番大切なものは何ですか・・・”

なんと15歳！ 現役中学生女性シンガーのデビュー・アルバム。ポップなサウンドに乗るヴォーカルは、間違いなく初々しくかわいらしい。これからどんな風に育っていくのか、あたたかく見守りたい。矢野博康のプロデュースのほか、豪華ミュージシャンが参加。