発売元 : 株式会社オーマガトキ
日本を代表するジャズ・トランペッターの9年ぶりとなるアルバム。通算6枚目となる今作は“水”をテーマに、滴が儚く自在にサウンドを満たしていくようなイメージを美しいジャズ演奏で表現。
唱歌からポップスや映画音楽まで、おなじみのナンバーをオルゴールの音色で聴かせてくれるアルバム・シリーズ。永遠不滅の映画音楽、ディズニー音楽、70年代のニューミュージックなどテーマごとに名曲満載。
唱歌からポップスや映画音楽まで、おなじみのナンバーをオルゴールの音色で聴かせてくれるアルバム・シリーズ。永遠不滅の映画音楽、ディズニー音楽、70年代のニューミュージックなどテーマごとに名曲満載。
アルバムのタイトルのように、キラキラと輝くようなハープの音色が愉しめる。グランド・ハープやミニ・ハープを使い分け、多重録音で華麗な響きを演出したり……聴き慣れた美しいメロディにうっとりしてしまう。ハープのエレガントな魅力を伝えるアルバムだ。
前作ではカヴァー中心だったが、完全オリジナル・アルバムとしては、約2年ぶりとなった。レコード会社を移籍して、本来の彼ららしい前向きなポジティヴで明るい歌が復活したようだ。「渡り鳥」では、力強いメッセージとともに爽やかなコーラスを聴かせる。★
(1)の藤田まさとの詞、(2)の久保田万太郎の詞に、昭和の前半までは確実に江戸の名残の粋が存在していたとわかる。お座敷という日本人の価値観(生き方)に大きな影響を与えた場がなくなってから、野暮が幅をきかせる世界になったと痛感。
七ツ谷ゆみのピアノ・ソロによる演奏と、ときどき背景のように聴こえてくるせせらぎの音と小鳥のさえずりによる世界は、のどかで和みを誘う。ピアノで語られる童話か子守唄代わりの語りかけのようでもある。ピアノのピュアな響きが、そう感じさせる。
俳優・桐島優介のソロ・プロジェクト、キリー ヘンダーソンのデビュー・ミニ・アルバム。典型的なロック・アルバムで、勢いのあるバンド・サウンドとポップなメロディに乗せて、桐島が男気あふれるワイルドなヴォーカルを聴かせている。河村隆一も楽曲を提供。
モダン民謡歌手、伊藤多喜雄、9年ぶりのアルバム。坂田明、佐山雅弘をはじめ、多彩なゲストを迎え、お馴染みの民謡を現代的なアレンジで聴かせる。現代的な中にどこか古さを感じさせるカヴァーに比べ、自由度が高く、躍動感にあふれたオリジナルの(9)が光る。
落語は人間の業を描くものというが、新作でそれをやってのけたのだから凄い。寄席やテレビでは時間の制約からショート・ヴァージョンだが、本作は65分超の掛け値なしの完全版。古き良き東京弁の歯切れの良さ、間の見事さ、これが本物の東京落語です。★
ウクレレという楽器が持つ幅広さを堪能。ジャンゴ・ラインハルトがウクレレを弾いたらこうなるだろうと思わせる。ちなみに「スウィング42」はジャンゴでおなじみの曲。パワー全開の(13)、情感あふれる(15)などなど、まさにウクレレ・スウィングの逸作。
このところ日本の伝統大衆芸能の収録に力を入れているオーマガトキ・レーベルの会心の一作。俗曲を、お宝音源の復刻ではなく、いま現在活動している人による新録でリリース。最近、落語に目覚めた若い人たちに、次はこの粋な世界を知ってもらいたい。★
発売元
株式会社オーマガトキ日本のトップ・パーカッション奏者の初リーダー作は全編ブラジル音楽。しかもそれを一面的にとらえるのではなく、ジャズ、ロックほか、さまざまな切り口を用意することで、複眼的な視点から、本来ブラジル音楽の持つ多彩な魅力、そのエネルギーを見事に表現。
こんなにも明るく、軽妙なフレンチ・テイスト、ヨーロピアン・テイストも珍しい。マヌーシュ・スウィング・ギタリストの第一人者がチャボロ・シュミットらをゲストに迎えて制作した、心躍る作品で、(4)のような自作曲からも日本にない色調が感じられる。
人気TV番組『笑点』のレギュラー出演者、木久蔵は少年期を東京・西荻窪で過ごした。この頃の遊びや芸能話を人気俳優などの声色を交えて“昭和芸能史”として演じていく。「彦六伝」では師匠の林家彦六が得意とした幽霊噺の舞台裏を覗ける木久蔵の失敗伝。