発売元 : 株式会社ギザ
下っ腹をガンガンと叩いてくるようなロック・ナンバー。だが、彼女の抑揚ある伸びやかなヴォーカルによりどこかソフトな印象を受ける曲になっている。タイトルどおり熱さが伝わってくる曲で妙に勇気が湧いてきたりも……。『ウルトラマンネクサス』エンディング・テーマ。
3ピース・バンドdoaの4枚目となるマキシ・シングル。ヴォーカル吉本大樹のエモーショナルな声にヘヴィなビートを刻むサウンド、持ち前のキャッチーなメロディは耳当たりが良い。どことなく古き良き時代のロックンロールを彷彿とさせる作品。
『3年B組金八先生』出身の彼女。これがセカンド・シングル。かわいさの中に凛とした意志を感じさせるルックス同様の素直な歌声に好感が持てる。今風の打ち込みサウンドの中にもアコースティックな感触を残してあり、彼女の個性への気配りを感じる。
約5年半ぶりに発表されるセカンド・メジャー・アルバム。現在はLAに在住している。自らが牽引してきた日本のR&Bシーンを、「過ぎ去ったもの」としながらもそれを一旦飲み込んで新たなグルーヴとして提示するサウンドは、歌の深みがしっかりと滲み出ている。
韓国の4人組女性アイドル・グループの日本ファースト・アルバム。全曲流暢な日本語で歌っている。TVアニメ『モンキーターン』のテーマの(1)など、冒頭からヒット曲が続く。アップ・テンポでダンサブルな曲をリズム感よく歌いこなした。
奄美大島出身の女の子三人による、ガールズ・グループのサード・シングルは、60年代モータウン・サウンドを現代的な解釈で取り入れた、軽やかでキュートなポップ・チューン。初々しさが残るヴォーカリゼーションにドキドキさせられます!
『3年B組金八先生』の第7シリーズに飯島弥生(ヤヨ)役で出演していた彼女のデビュー・シングル。同じレコード会社の倉木麻衣に通じる透明感あふれるヴォーカルが魅力。サビの歌詞がタイトルそのままというパターンも似ている。(2)は心温まるバラード。
岩井勇一郎(g)、大薮拓(b)、車谷啓介(ds)に、ヴォーカルの三枝夕夏という4ピース・バンド。キュートな歌声、前向きな歌詞。パワフルなタイプのヴォーカリストではないが、その歌声はけなげさを感じさせ、それが持ち味か。
フジテレビ系スポーツ・ニュース『すぽると』使用曲(4)などで知られる三人組のファースト・アルバム。確かな技術に裏打ちされたサウンドに、異色の経歴を持つ吉本大樹の迫力あるヴォーカルが映える。B'zらと比較されることが多いだろうが、それだけ大物感があるということ。
R&B色強い曲を歌っていた彼女が純和風路線の表題曲に挑戦。高低を幅広く歌える力量の持ち主だけあり、この路線でもしっとりと歌い上げ、そっとちりばめたR&Bエッセンスも効果を発揮。従来路線(2)(3)も悪くないが、多層に訴求するのは(1)路線では。
シンガー・ソングライター小松未歩の7枚目のオリジナル・アルバム。アコースティックとデジタルを巧みに組み合わせたシンプルなサウンド、そのなかで展開される20〜30代の女性の実態に寄り添った歌の世界は、さらに洗練されると同時に“共感力”を増している。
はかなく切ない風情が、冬の街にマッチングした曲である。アコースティックを中心としたシンプルでミディアム・テンポな楽曲に木枯らしのようにちょっと哀しいメロディ。そこに彼女の芯のある強い声。意志のしっかりした声というのは逆に哀しいものなのだと気づかされる。
キュートなヴォーカルで人気の愛内里菜の4thアルバム。『名探偵コナン』主題歌「START」をはじめシングル3曲が収録。本作は1曲ごとに異なる女の子を歌詞・サウンドで表現しており、彼女のさまざまな顔が楽しめる。
インディ時代の曲の新装版(12)や、CD化が待たれていた(10)などを収録した、ファンには嬉しい内容の4作目。冒頭からの3曲にも顕著なように今作はバラード中心。意図して凸凹させているのであろう曲展開など、各所で意欲的な試みが。全体的におとなしめ。
タイトル曲は某特撮映画の主題歌とあって、ノリが良くメッセージ性の強いスペシャル・トラック。彼らが持っている男気とナイーヴのベクトルが、真っ当な方向へ向かっている。まさにアーティストの個性と楽曲が巧く合致した、成功作。この手応えを忘れないで。
音楽だけでなくファッション面でも注目される岸本早未の2ndアルバム。「みえないストーリー」から「ユメリアル」までのシングル5曲を収録。爽快なサウンドとともに成長ぶりも再確認できる。
GARNET CROWのギタリストによる2枚目のソロ・アルバム。全パートを一人で担当しており、歌唱を含めて持ち前のポップ・センスをさまざまな曲調の中で発揮。バッドフィンガーの(2)を取り上げているあたりにコンポーザーとしてのこだわりが垣間見える。
「いつも心に太陽を」や「眠る君の横顔に微笑みを」などの人気シングル4曲を含むセカンド・アルバムが登場。全体的に軽やかな楽曲が多いのも、彼女の持つサーフ・サイドな印象を活かした上でのこと。耳馴染み良い楽曲が次々流れてくるグッド・リスニングな一枚。
読売テレビ・日本テレビ系アニメ『名探偵コナン』エンディング・テーマの(1)は、せつなさと力強さが共存する壮大な印象のバラード。クールな(2)、リズム・ギターを伴うビート感が心地いい(3)に加え、フォト・ブックレットまで付いて目と耳を充実させてくれるはず。