発売元 : 株式会社ギザ
奄美大島出身のガールズ・ヴォーカル・トリオ。爽快な青空をイメージした(1)は大野愛果作曲のいかにもGIZAレーベル風の曲。イタリアン・ユーロビート風の(2)、ラテン・フレイヴァーを効かせ情熱的で大人びた(3)と幅広い楽曲をピュアに歌い好感が持てる。
ナラダ・マイケル・ウォルデンと共演をしたことがあるという滴草由実のセカンド・アルバム。音楽性はR&Bのテイストのポップスという感じで、自然体の彼女の歌が印象的だが、各トラックのアレンジも実に凝っており、いろいろな側面から楽しめる作品である。
ミラノのライヴ・ハウスでジャズを耳にしてヴォーカリストを志し、NYに渡ってパット・メセニー・グループのフィリップ・ハミルトンと出会い歌唱法を身につけて帰国した新進ジャズ・ヴォーカリストの1作目。ジャズだけでなくポップスのスタンダードをウィスパー・ヴォイスで披露。
中堅女性ヴォーカリストの域に達した感のある、晩秋にふさわしいマキシ。GARNET CROWの岡本やrumania montevideoの三好などなど、参加アーティストも多数。独自の浮遊感とはかなさをケレン味なく打ち出した、手堅い仕上がりにファンも満足の一枚。
シングル2ヵ月連続リリースの第2弾。初々しさを残しながらも大人の境界線を前にしたかのようなヴォーカルは、女性ならでは揺れを表現している。R&Bやロックとエレクトロニックの中間をいくバッキングの多彩さがまたその揺れを見事に捕えている。
5枚目のシングル。「Missing you」は失恋をテーマにしたセンチメンタルなスロー・バラードで、流麗なストリングスが冴える繊細なサウンドに乗せて、彼女がせつなく真摯なヴォーカルを聴かせている。アレンジと歌詞の一部を変えた別ヴァージョンも収録。
ああプロ野球だよ、松井だよイチローだよと、いやがおうにもテンションが上がる曲ばかり集まった、お得な企画盤。B'z松本の頑張りはピカイチ。こうして並んでみると、テレビ番組において、テーマ曲が支えているイメージは重要ということに気づく。
2004年2月にデビューした女性シンガーのシングル(1)(10)を含む初アルバム。80年代のニューミュージック調のメロディ+ボサ・ノヴァ風のアレンジに、彼女の優しい声が乗っていて落ち着いて聴ける。GARNET CROWや松たか子に通じる繊細さが好きな人にオススメ。
バンド・サウンドにのせて力強さを際立たせた(1)は、サビの展開が印象的。恋心がもたらす光と影を表現した(2)、シャッフルのリズムが開放感を与える(3)も含め、前面に押し出された躍動感が、彼女の新たな魅力を引き出している。ヴォーカルの説得力もアップ。
前回のリリースから約10ヵ月ぶりに届いたシングル。“秋”をテーマに作り上げたという本作は、まさに実りの季節にふさわしい彩り豊かなラインナップだ。清涼感あふれるスローなポップスから、落ち着いたラヴ・ソングまでを余韻たっぷりに歌い上げている。
奄美大島出身の女の子三人組ヴォーカル・グループのデビュー曲は、テレビ東京系アニメ『モンキーターンV』のエンディング。青い海が目の前に広がるようなスマッシュ・ナンバー。作詞は三人で手がけ、(3)の“いきんにゃかな”=“行ってしまうのね”など独特の言い回しが面白い。
キュートな歌声が印象的な三枝夕夏の第8弾シングル。夏らしいスカ風のポップな(1)、サビのフレーズが印象的なノリのいい(2)、既発曲のヴァージョン違いの(3)(4)と、彼女の声を最大限に活かした楽曲と、自身が書き下ろした飾らない歌詞も魅力となっている。
前作「涙キラリ飛ばせ」が好評を博した小松未歩の、切なくてキュートな夏のポップ・チューン。けなげな女の子の姿を歌った曲からは、癒し系・励まし系という言葉がピッタリ。前作同様、新曲3曲+インストという構成で、女の子らしさをいっぱい堪能できる。
B'zのバック・ミュージシャンやレーサーなど、個性的なキャリアを持った3ピースのデビュー・マキシ。男前なギターが唸り、高音美麗ヴォーカルが響きわたるハンサム&セクシー系ロック。女子受け確実な路線だが、意外と男性支持者が多かったりする。
2004年6月25日でデビュー1周年、そして17回目の誕生日を迎えた岸本の5枚目のシングル。本作はヒップホップのテイストを取り入れた、キュートなポップ・チューン。同世代に共感を呼びそうな詞とともに、シングルとしてのポテンシャルが高い。
流麗に鳴り響くピアノの上で踊る、どこか“和”の空気を感じさせるメロディ・ライン。2004年に入って日本的な旋律とロック・サウンドの融合を押し進めているGARNET CROWだが、16枚目のシングルとなるこの曲は、ひとつの到達点と言えるだろう。
「Dream×Dream」リリース1ヵ月後に出た、17枚目のシングル。「Dream×Dream」が劇場版、こちらがTV版の『名探偵コナン』のテーマ・ソングとなっている。いつものハイテンションでありながら落ち着きも感じさせる里菜ワールドが展開されている。