発売元 : 株式会社ギザ
前作「涙キラリ飛ばせ」が好評を博した小松未歩の、切なくてキュートな夏のポップ・チューン。けなげな女の子の姿を歌った曲からは、癒し系・励まし系という言葉がピッタリ。前作同様、新曲3曲+インストという構成で、女の子らしさをいっぱい堪能できる。
2004年6月25日でデビュー1周年、そして17回目の誕生日を迎えた岸本の5枚目のシングル。本作はヒップホップのテイストを取り入れた、キュートなポップ・チューン。同世代に共感を呼びそうな詞とともに、シングルとしてのポテンシャルが高い。
流麗に鳴り響くピアノの上で踊る、どこか“和”の空気を感じさせるメロディ・ライン。2004年に入って日本的な旋律とロック・サウンドの融合を押し進めているGARNET CROWだが、16枚目のシングルとなるこの曲は、ひとつの到達点と言えるだろう。
繊細なストリングス、シックなラインを奏でるピアノを中心としたバック・トラックのなかで、心地よい解放感をたたえた旋律が舞い降りるバラード・ナンバー。イノセントな空気感はキープしながら、声量、ピッチの正確さを向上させたヴォーカルが印象的な18枚目のシングル。
春の日を感じさせるようなミディアム・テンポのアコースティック・サウンドに柔らかく問い掛けてくるような優しいメロディ。サラッとしていてパンチには欠けるものの、ヴォーカルの意思と芯のある歌声が印象的で全体を大きく包みこんでおり、安定度の高い作品になっている。
テレビにはいっさい出ず、ライヴもやらないというスタンスながら、根強い人気をキープしている彼女の21枚目のシングル。彼女の曲を聴くと、曲のよさとかいうことより、独特な音質感覚(音数少なく、こもったような録音方法)にいつも耳がいってしまう。
現在の女性ヴォーカル・シーンでは歌唱力、表現力において高い偏差値をほこる彼女の軽快なダンス・ナンバー。これまでもポップな曲はあったものの、ここまで垢抜けた感じはなかったので一皮剥けた印象。静と動を巧みに使い分ける、彼女らしさの出た曲である。
85年生まれの女性シンガー。すでにカヴァー・ミニ・アルバムをリリースしていたが、オリジナルのシングルとしてはこれがデビュー作品となる。ボサ・ノヴァのオシャレな雰囲気の曲に、やや気怠げなヴォーカルが乗り、大人な世界がしっかりと確立されている。
アニメ『探偵学園Q』のエンディング・テーマの表題曲は、ドラマティックなシンセ・サウンドをバックに、クセのないクリアな歌声が希求的に響きわたる。中盤には、意外なラップもフィーチャー。リズミカルながら、そこはかとなく哀しげなカップリング曲も良。
ラテンっぽい雰囲気のパーカッションとギターを軸としたサウンド・メイキングのなかで描かれるのは、昭和50年代後半の歌謡曲を想起させる、ノスタルジックなメロディ・ライン。GARNET CROWの音楽性のとんでもない広さをあらためて証明する15枚目のシングル。
デビュー以来初のべスト盤。ミリオン・ヒット「Love、Day After Tomorrow」以下、話題のシングルが勢揃い。アルバム初収録の「Simply Wonderful」も。
2003年度にレーベルであるGIZA studioが放ったシングル、アルバム全52タイトルからセレクトされた26曲を収録。倉木麻衣を筆頭に愛内里菜、GARNET CROW、滴草由実など実力派女性ヴォーカリストが多く聴きごたえあり。レーベルのよさを再認識させられる。
これまでリリースされたシングルから、12曲をセレクトした愛内里菜のシングル・コレクション。収録曲のほとんどがテレビやCMとのタイアップ曲としてオンエアされた話題曲ばかり。
倉木舞衣などを輩出したGIZAスタジオが送り出した女性リズム&ブルース・シンガー、滴草由実の1作目。天性とも言える音感とリズム感の良さを武器に、ダンサブルに決めていく。まだ18歳ながら歌声に漂う色気もまた魅力だ。
ヴォーカルの松永安未を中心に結成された4人バンド、the★tambourinesのサード・アルバム。先行発売された「everything is nothing」を含む全8曲を収録。アコースティックなバックに松永のメランコリックなヴォーカルが重なり、センシティヴな曲が心地よい。
これまでのアルバム収録曲とシングル、カップリングからセレクションした小松未歩の隠れた名曲集。歌詞に込められた“言葉”をテーマにしたコンセプト作品で、歌詞カードを見ながら聴けば味わいは一層深いものに。冬の季節にじっくりと染み入るアルバム。