音楽むすび | 2004年10月6日発売

98年から活動する埼玉のメロディック・パンク・バンドが、満を持して1stアルバムをリリース。メロディック全盛期のサウンドを基本にした、コアなファンも納得する勢いのあるサウンドだ。

シングル2ヵ月連続リリースの第2弾。初々しさを残しながらも大人の境界線を前にしたかのようなヴォーカルは、女性ならでは揺れを表現している。R&Bやロックとエレクトロニックの中間をいくバッキングの多彩さがまたその揺れを見事に捕えている。

フィンランドを代表するメタル・バンド、ソナタ・アークティカの通算4作目。キーボートとギターの掛け合いや重厚なコーラスの導入、プログレに通じるアプローチなど、細部にわたって作り込まれている。バンドとしての成熟ぶりも作品から伝わる。

2002年4月がん発病を公表し、音楽活動を休止していた女性シンガー・ソングライターの4年ぶりのオリジナル・アルバム。いい意味で以前と変わらないいつもの平松愛理の歌が聴ける。2004年4月の復帰コンサートのライヴ映像を収録した特典DVD付き。

伸びやかなヴォーカル、気持ちいいメロディ、3ピースとは思えない重厚なサウンドが炸裂。96年に埼玉で結成され、2003年にメジャー・デビュー後、2003年より元のレーベル活動する彼らだが、本作はほかのメロディック・パンクとは一線を画す仕上がりといえる。

シングル「青いベンチ」のヒットで知られる埼玉の2人組、サスケの1stアルバム。ストリートやインストアでのライヴを繰り返して培った“唄”の実力がたっぷり詰め込まれた渾身作だ。

LAを拠点とする3人組、ザ・プロカッションズの日本デビュー盤。ヒップホップとジャズとの運命的な出会いの瞬間を収めたライヴ・レコーディングで、シンプルな音が逆に深味を感じさせる。

日本はもとよりヨーロッパでも絶大な支持を受けるサイコビリー・アーティスト。フランス、ドイツ、日本から5枚の作品を発表。山口百恵の「秋桜」のカバーも注目の通算6作目となるアルバム。