発売元 : 株式会社クライムエンタテインメント
ヴォーカル、MC、DJの三人からなるユニット。表題曲はグルーヴィなトラックに乗せて、TOMOMIのクリスタルな歌声とMC USKの野太いラップが絡むアッパーなナンバー。カップリング2曲はスウィートな歌もので、ヒップホップにこだわらないセンスを見せる。
ライヴ・ハウスに楽しさが充満するような、独特のスピード感とメロディが詰まったセカンド・アルバムだ。“同じ空の下”で繰り広げられるこの音楽のパワーに触れていると、なんだか漲る活力が復活してくる。そんな気がして温かく、そして懐かしくなった。
NAKED ARTZのメンバーとして活動を始めたリミキサー/プロデューサーの3作目のアルバムからの2枚目のシングル。Keycoのヴォーカルをフィーチャーしたタイトル・トラックの熱さとそのインスト・ヴァージョンのクールさのギャップが楽しめる。
埼玉のラップクルー、North K.C.の中心的な存在であるMic Bankのセカンド・シングル。ハジけろという意味を持つタイトル曲は、夏に向けて書いたナンバー。派手に盛り上がるパーティ・チューンでもある。DJ MASTERKEYによるリミックスも収録。
DJ KAORIとのコラボレーションにより、クラブ・シーンで人気を得ているR&Bシンガー、Elianaの3枚目のシングル。高い歌唱力と抜群のリズム感は、ただの“期待の大物新人”の枠を軽々と超えている。MISIAらと比較されるのも時間の問題でしょう。
90年代のシーンを彩った名グループ、NAKED ARTSがDJ TONKの手により再結集。ジャズ、ファンク、ソウルをスムースに掛け合わせたリード曲(1)の上で、あの頃よりも確実にスキル・アップしたMILI、K-ONのラップが聴ける喜び。ほかの曲もナイス。
4人組ロック・バンドの3曲入りシングル。屈託のない歌詞と軽快なビート・パンク・サウンドが身上らしい。それを支える演奏力には確かなものがあるけれど、ちょっとアクがなさ過ぎはしないか? 英語で歌われるカップリング曲は特に。(3)の歌詞はよかったな。
中国は西安出身の女性ピーパ(中国琵琶)&古箏(琴)奏者、ティンティンの2作目。オリジナルのほかにチベット民謡、ヨーロッパ民謡などをカヴァー、大陸的なおおらかさを感じさせるメロディが心地よい。沖縄にインスパイアされた作品、歌ものも収録。
早くもZEEBRAやLISAといったビッグ・ネームとの共演を果たしている、R&Bシーンの新星、Eliana、期待のセカンド・シングル。都会的でシックな楽曲に、ソウルフルなヴォーカルがうまく絡んでいく。リズムを打ち出したリミックスや、真摯に歌われるカップリングも悪くない。
バックの演奏はピアノのみなのに、そう思わせないブルージィでハスキーな歌声は特筆に値する。淋しい都会の情景を描いた歌詞には、たとえば中島みゆき世代はグラリとくるかも。しかし最大の聴きどころはやはり、力強く芯のある、スピリットを感じさせる声だ。
DJ KAORIプロデュースによる再デビュー・シングル。(1)は完璧にアクを取り去ったスムージーなサウンドで、ノリ重視の楽曲。一方、(3)は、悩みながらも前に進みたいという歌詞ありきの楽曲に、Elianaの熱のこもったヴォーカルが重なり、感動させられる。
埼玉を中心に活動するNorth K.Cの中心メンバー、MIC BANKの3作目となるマキシ。DEE CHIKA、YOUTHとKENSHINをフィーチャリングした曲などを収録。MIC BANKの3MCに各ゲストが絡み、最大では5MCとなってテンションを高める。そのパワーも強い。
映画『福耳』の主題歌へも起用。川島愛華のファースト・シングル作。クラシック/昭和歌謡な香りを抱かせるノスタルジックなポップスを標榜している彼女。本作の中でも、シンプルなピアノの音色に乗せオーガニックながらも耳目に強くこびりつく癖の強い歌声を披露している。大器の登場?!★