発売元 : 株式会社ハッツアンリミテッド
Jazztronik=野崎良太の、個人名義によるピアノ・ソロだけのアルバム。特定の音楽性に縛られず自由にピアノを弾いたような印象で、癒しのインストというべきか。流麗なタッチやエレガントな響き、美しいメロディなどは、Jazztronikの諸作とも確実に通じる。
『最後まで聴けないCD』として話題!実験では平均6分で眠りについたという脅威の快眠CD。リラックスや睡眠導入などに効果的な、葉加瀬太郎や東儀秀樹ら一流のアーティストによる癒しのナンバーが多数収録。日本睡眠学会の認定医師・遠藤拓郎が協力、説得力のある一枚だ。
ゲーム音楽界の歌姫のサード・アルバム。民族音楽的な音作りで、コーラスを幾重にも重ねる多重録音により幻想的な世界を展開する。タイトル『RAKA』は、サンスクリット語で“満月の夜”という意味で、アルバム全体で月の持つ神秘性を表現している。
お手本はグラッペリ&メニューインのスタンダード・アルバム。しかしこの二人の場合、同門だけあって、二人とも根っこが共通、しかもスウィンギー。鷺巣詩郎のアレンジも文句なくいい。「誰も寝てはならぬ」が元ネタの(8)など鳥肌モノ。生音っぽい録音もグッド。★
20年間のベスト選集でありながら、全曲がヴァイオリンとピアノだけのシンプルな編成にリアレンジされているところがミソ。元アレンジの豪華さから一転、親密な雰囲気を醸しだしている。さらに楽譜との連動企画になっており、[2]は練習に使えるカラ・ピアノ。
葉加瀬太郎の呼びかけで実現した、6人の人気ヴァイオリニストとチェリスト一人の夢のコラボレーション。互いの個性に触発され、その刺激を楽しみながら演奏している様子がエキサイティングだ。伝統や既成観念に捉われない、ヴァイオリン音楽の“今”が聴ける。
チェリスト柏木広樹と仲間たちによるイージー・リスニング。ラテンやバラードなど多彩なテイストの11曲を収録するが、どの曲もメロディアスでスッと耳に馴染む。チェロの深くて優しい低音の響きを軸に、ギターやフルートなどを織り交ぜたサウンドが心地よい。
かつてG-CLEFのメンバーとして、日本に新しい音楽潮流をもたらしたひとりが柏木広樹だ。曲作りや楽曲解釈にみせる端正な姿勢と実際の演奏現場での情熱的な横顔の同居が魅力的な彼の新作。ブラジル風のエッセンスをベースにしたマルチテイスト・サウンドが楽しめる。