発売元 : 株式会社ピュアハーツ
中島啓江のライフワークのひとつと言える“伝えたい”シリーズの第5弾。今回は彼女のコンサートでもおなじみの「仰げば尊し」やペギー葉山の「学生時代」、さらに自作の「巣立つ君へ」などが収められており、ついつい遠き日を思い浮かべてしまう。なお、表題曲は永六輔による歌詞がなんとも自然で、味わい深いオリジナルである。
中島啓江が次の時代に伝えたい曲を収めるシリーズの第4弾。本作で“日本のショパン”といわれる小原孝と共演し、永六輔の作品を特集。彼女の卓越した歌声と小原の歌うようなピアノ演奏で、永の作品に新たな一面を感じさせてくれる。
2001年に復活したことも記憶に新しい清水國明、原田伸郎によるコミカルなテイストを打ち出したフォーク・デュオ、あのねのね。本作はライヴ音源を集めた企画ベストとなっている。
中島啓江の“伝えたい”シリーズ第3弾は、世界の子守唄をテーマに選んだ全7曲。それぞれの楽曲の世界を優しく包み込んで、柔らかく伝わってくる。どの曲を聴いても、彼女の包容力に満ちた声が、聴き手の心の底にある無垢な部分を目覚めさせる。
フラワー・トラヴェリン・バンドのヴォーカリストとして1973年にデビューし、長年にわたって活躍を続けるジョー山中のベスト・アルバム。3ヴァージョンが収録された「人間の証明のテーマ 」を聴き比べるのも面白い。
下着メーカーのCMソングなどでおなじみ、平浩二のベスト・アルバム。1972年のヒット曲「バス・ストップ」をはじめ、「女の意地」「名前は暁子」など、ムード歌謡や演歌、GSといった幅広いジャンルの楽曲を収録。選曲は自身が担当している。
フォーク界を代表するシンガー・ソングライター、さとう宗幸のベスト・アルバム。大ヒット曲「青葉城恋唄」などを含む充実の内容で、特に団塊世代周辺の人には懐かしく温かい作品と言えそうだ。
中島啓江の舞台デビュー30周年を記念した企画CD。彼女が後世に伝えたい曲を録音したもので、「癒し・鎮魂」をテーマにした楽曲を収録する。タイトル曲は作家・荒井満が手がけた、死者からのメッセージ・ソング。
1983年に「ボヘミアン」を大ヒットさせ、ライヴ等の活動を中心に行なっている女性シンガーのベスト・アルバム。デビュー曲の「木曽は山の中」のリメイク・ヴァージョンやライヴでの定番曲などを収録。
70年代フォーク・ソングは、それまで主流だった歌謡曲を演歌へと心太式に押しやったと実感させるコンピ盤。そんな時代の6人のシンガー・ソングライターの歌は、70年代世代には懐かしくも哀しい愛の姿、優しさにあふれてた歌謡フォークとなっていたのだ。
「小樽のひとよ」をはじめ、三条正人がリード・ヴォーカルをとっている全盛期の鶴岡雅義と東京ロマンチカだ。レキント・ギターをムード歌謡に溶け込ませた鶴岡雅義のさり気なさが絶妙。鶴岡のギターによる「ラ・マラゲーニャ」「エストレリータ」も収録。
日本のエレキ・ギター界の第一人者、寺内タケシの名演をまとめたベスト編集盤。和の風味が隠し味のお馴染みのベンチャーズ・ナンバーや、テク全開の長尺(6分超)ヴァージョン(12)、初CD化の加山雄三作品(10)(11)など、聴きもの多数のエレキ・ファン必携盤。
高橋真梨子(当時は高橋まり)が在籍していたペドロ&カプリシャスのベスト盤。ラテン・ムード歌謡と言うべき独自のスタイルは今もって新鮮。「五番街のマリーへ」「ジョニーへの伝言」のほか、初代ヴォーカルの前野曜子が歌う「別れの朝」(72年)も収録。★