発売元 : 株式会社フォーライフミュージックエンタテイメント
きみにとどくまで...きみにとどくまで...
ヒット・メイカー、島野聡の名前がここにも。かといって例のジャパニーズR&Bってやつとは違って、ソウル、ロック、フォークを適度に含んだ、今どきまっとうな歌謡曲。名前と同じくらいのインパクトが、歌にもあるといいんだけど。
DISCORD gutninja remixesDISCORD gutninja remixes
オーケストラ組曲「untitled 01」をエレクトロニクス・ミュージックの個性派アーティスト11組がリミックス。ブレイクビーツ、ドラムンベース、アンビエント、エレクトロニカ、音響系など、実験的な電子音響のオン・パレードだ。知的刺激も満点。
OVER THE MOUNTAINOVER THE MOUNTAIN
力強さとやさしさを兼ね備えた歌声から、器の大きい人だというのは伝わってくるものの、オーソドックスな音作りが災いしてか、今ひとつ地味な感じがしないでもない。山崎まさよしとかが好きな人にはグッとくるような気もするが……。
猿一匹、唄えば侍猿一匹、唄えば侍
アルバム『SAMURAI』からのシングル・カット。歌われていることの骨っぽさはもちろん今までと変わることはないが、それを牙をむき出しツバを飛ばしていきり立って歌うのではなく、軽く歌っているのが、ここ数年の彼とは少し違ってきているように思う。
Hawaiian RhapsodyHawaiian Rhapsody
ウルフルズのトータス松本や織田哲郎、忌野清志郎ら、人気アーティストたちが楽曲を提供。が、どんな曲調の歌をうたっても、拓郎節になってしまうところが彼の強みだ。意外と実験色が強そうに見えて往年の拓郎の匂いを感じたりなど、昔のファンも安心して聴ける。
SAMURAISAMURAI
敵が多いか少ないかといえば、彼は多い方だろう。そしてその敵に向かってキバをむき出す的な、スキを見せてなるものかという肩に力の入ったところが多々あったが、今回はその力みも少し取れたようで、笑う余裕も見せる。少しは気分に変化があったか。