発売元 : 株式会社ポニーキャニオン
三代目・昔昔亭桃太郎師匠が2008年3月と10月に東京・練馬文化センターで収録した古典「不動坊」「お見立て」の2演目を収録。新作で評価の高い師匠が古典に挑戦し、師匠らしい時代感覚たっぷりのクスグリを随所にちりばめながら、ユニークな下げでしめている。
CX系『アイドリング!!!』発ユニット・バトル企画盤のひとつ。「ベタな失恋?渋谷に降る雪?」のバラードは、たくさんの人が行き交う渋谷の街と、失恋の孤独が対比的。切なさを一層醸し出している。絶対綺麗になる、と新たな決意で締めくくるラストが感動的。「遥かなるバージンロード」は合の手をちりばめた、愉快な一曲。
元ちとせを輩出した奄美大島から新たな女性シンガーが登場した。タイトルは“愛紬ぎ”の意味。奄美固有の独特な節回しは元に比べると控えめ。それが彼女の個性をより引き立てているように感じられる。ピッチの正確さは言うに及ばず、その声質に心魅かれる。
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株式会社ポニーキャニオン60年代にはアン・バートンの伴奏者として知られたヴァン・ダイク。これは『バラード・イン・ブルー』『おもいでの夏』に続くM&I第3弾。今回も映画やクラシックの名曲を中心に、初心者や入門者に聴きやすいイージー・リスニング風の演奏。時間が経つのを忘れてしまいそうな一枚。
和モノ・スタンダードを今までになかった新たな感覚でカヴァー。ASA-CHANG、Buffalo Daughterなど、いわゆるミュージシャンズ・ミュージシャンなトップ・クリエイターとのコラボレーションにより、最先端に洗練されたナンバーへと生まれ変わっている。
活動開始10周年を記念するアルバム。前半はハウス主体のダンス・オリエンテッドな曲が並び、後半はジャズ的なアプローチの曲が続くという構成。洗練されたエレガントな音作りと親しみやすいポップ・センスはやはりさすがで、10年の集大成といえそうな作品だ。
アイドル養成番組『アイドリング!!!』が誕生した“フリフリ”と“ギザギザ”の二つのユニットによるシングル。フリフリが正統派のアイドル・ソングとすれば、ギザギザはロック色の強いハードな楽曲。一粒で二度美味しいといった感覚で楽しめる一枚。
孤独をテーマにした独特の世界観を持つ詞と透明感あふれる歌声が魅力の光岡昌美。4枚目となるシングルは、テレビ東京系アニメ『家庭教師ヒットマンREBORN!』のオープニング曲。乾いた空気に包まれた時代に温かさを与えてくれるようなナンバーだ。
インドネシア人の父と日本人の母を持つ、85年生まれのシンガー・ソングライターのセカンド・ミニ・アルバム。けして力強いヴォーカルではないのに、なぜだか圧倒的。サウンドも適確で、過不足のない音数で完成度の高いポップな世界を構成している。
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株式会社ポニーキャニオン当世風もオールド・ファッションドも自家薬籠中と思わせる、しなやかな歌唱力の持ち主。「愛のためいき」のソフト・ムードから一転、4?6曲目あたりからアンニュイなムードでぐっと迫ってくる。ライヴの空気感を見事に醸しだすバックも絶品。正統派ヴォーカル・ファンに強くお勧め。★