発売元 : 株式会社ポニーキャニオン
60歳にして吠える7年ぶりのアルバム。冒頭のカッティングと雄叫びからいきなり泉谷ワールドへ突入。時にストレートに、時にユーモアを交えて日常を告発するスタイルは一貫しており、ザクッとしたバンド・サウンドとのマッチングが最高。年齢を感じさせない快作だ。
日韓で活躍するヴォーカリスト、John-Hoonの6作目のシングルは、傷ついた心を優しく包み込んでくれる癒しのナンバー。本人作詞によるバラード「Love Letter」などをカップリングしている。
リニーが長年在籍したバンドの親方で、恩師でもある故ジョー・ヘンダーソンに捧げた作品で、収録曲はどれも故人の愛奏曲。恩師の優れた音楽性を浮き彫りにしながら、しかもそこに彼女自身の個性が輝く編曲が斬新。刺激的で創造性あふれるピアノ・トリオ演奏だ。
注目の新進女性ピアニスト、川上さとみのサード・アルバム。レギュラー・トリオでの録音。フレディ・レッドの「ジム・ダンズ・ジレンマ」、デューク・ピアソンの「トゥー・マイル・ラン」など渋い名曲を取りあげた。川上の演奏はエレガントでよくスウィングし、ドライヴ感もある。表現力にも天性の才能を感じさせる。
キングギドラ時代のナンバーも網羅したラッパー、ZEEBRAのコンプリート・ベスト。これまで発表した楽曲からおよそ50曲をセレクト、ジャパニーズ・ヒップホップを牽引した歴史的なナンバーから安室奈美恵や童子ーTらとのコラボ曲までが楽しめる。
『カモミール』シリーズがヒットした、元ル・クプルの女性シンガー、4作目のソロ・アルバム。昭和歌謡からニューミュージック・スタンダードまでのカヴァー14トラックは、唄と演奏を同時録音。緊張と緩和の絶妙のバランスで深みのある作品に仕上がった。
70年代に米、カナダで長期ツアーを行なって伝説を作り上げたFLOWER TRAVELLIN' BANDの35年ぶり、記念すべき再結成第1弾。本来の東洋的エキゾティシズムを漂わせたスタイルを残しつつ、今に再生してのけたのがかえって新鮮味を感じさせる。まだまだいける!!
8ビットのチップ・チューン(つまり、ファミコンのピコピコ・サウンド)とエレクトロ・ハウスを融合させたユニット“セクシー・シンセサイザー”によるディスコ系のカヴァーアルバム。ドナ・サマーの「アイ・フィール・ラヴ」などの名曲が近未来的グルーヴで蘇る。
発売元
株式会社ポニーキャニオンアシュケナージ、チェコ・フィルの最初の録音として注目された一枚。アシュケナージらしい豊かな色彩を獲得し、新たなチェコ・フィルの歴史を感じさせている。素材にこだわったHQCD仕様での再発版。
発売元
株式会社ポニーキャニオンアルプス交響曲は、シュトラウスの精緻なオーケストレーションが活かされた傑作描写音楽。アシュケナージは、チェコ・フィルを駆使して壮大なドラマを作り上げている。HQCD仕様により、その効果がいっそう確かになった。
朝比奈隆の87歳の時の録音。武骨というか、直接的な演奏が、ドイツ的なシューベルト像を作り上げていて、深遠さをも感じさせている。高品質な音質を獲得したHQCD仕様での再発。
朝比奈隆が得意としていたドヴォルザークの「新世界」は、毎年ニューイヤー・コンサートで取り上げていた。スラヴ的な民族色は薄いものの、丁寧に音を積み上げ、豪放で堂々としたドヴォルザーク像を構築している。
発売元
株式会社ポニーキャニオン「展覧会の絵」は、フェドセーエフ3度目の録音。スラヴ的な濃厚な情感が色濃く渦巻いているフェドセーエフらしい演奏だ。ほかに、ロシアの現代作曲家、ボリス・チャイコフスキーの楽曲を収めている。