発売元 : 株式会社ミュージックマイン
世界を股にかけて活躍する日本を代表するDJのひとり、ケン・イシイの3年ぶりとなるオフィシャルMIX CD。最新のテクノ・サウンドのほか、彼の別名義FLRの未発表曲なども聴ける2枚組のヴォリューム満点な作品だ。
バッファロー・ドーターのシュガー吉永と元DMBQの吉村由加によるユニットの初アルバム。ライヴ活動を通して国内外で高い評価を得たメタル・ギターとダンス・ビートの融合が醸す煽動力に加え、ここではプログレ調の音遣いなども披露。音楽的な引き出しの多さを実感させる作品だ。★
約4年ぶりとなるレイ・ハラカミのアルバム。ごくあっさりと唄われる細野晴臣のカヴァーをはじめ、淡い色合いながら深い滋味が感じられる10曲を収録。特別な音色など使うことなく、まるで絵を描くように、音を重ねていくエレクトロ・アルバムだ。★
カリフォルニア発、シカゴ/NY経由、ベルリン在住のDJの初となるオフィシャル・ミックスCD。鹿取洋子でスタートしピンク・レディー、ヴァン・マッコイ……へと繋がっていく、能天気でスペーシーな世界はディスコ愛なくしてはなし得ない楽園を形成している。
98年に活動を始め、ASA-CHANG&巡礼、シュガープラントなどを輩出したレーベル、ホッチャ初のレーベル・コンピレーション。Pepe California、パードン木村など、先鋭的なアーティストが多数収録。
Trance Psychedelic Expのコンピレーション。今回は世界各国のサイケ・トランス・アーティストの作品を収録。アナログのみでしか聴けなかったSYNTHETIC楽曲などが収録。
くだらねえ〜と呆れながらも無視できない存在、ロマンポルシェ。とはそういうユニットだ。ひとりショート・コント「難クセ千本ノック」を挟みながら、苦笑い必至の物語を安っぽいディスコ・サウンドで歌い上げる本作も、彼ら独特の濃すぎる世界が繰り広げられる。
リミックスはあったもののトリビュート盤の出ていなかったYMO。それだけ確固たるものを持つグループだったということなのだろう。そういった意味ではメロディの良さに着目した(1)(3)(4)(10)などが面白かったが、クレジットには必ず高橋幸宏の名が。これも興味深い。
SESSIONSシリーズ第2弾。今回はクルーエル・レコード主宰でDJ、プロデューサー(ライター)として活躍する瀧見憲司がミックス。70〜80年代音源を中心にした意外な選曲を楽しめる。