発売元 : 株式会社ワーナーミュージック・ジャパン
クリュイタンスの代表的な録音である『ラヴェル:管弦楽全集』から、バレエのために自作のピアノ曲をオーケストラ用に編曲した2曲を収録。ラヴェルのダンディズムを完全に理解したクリュイタンスにしかできない演奏だ。
この曲の規範ともいうべきもので、オーソドックスで堂々とした演奏を聴かせている。とにかくオイストラフが立派。これを超える演奏はなかなか現れないだろう。クリュイタンスの伴奏も、感興に富んでいる。
豊饒にして華麗、流麗にして強靭なパールマンのヴァイオリンが素晴らしい。パールマンが最も良かった70年代半ば過ぎの名演。バレンボイムも、豊かな音量と音楽性を備えた一級の伴奏を付けている。
バレンボイムと結婚した頃のデュ・プレ全盛期の録音。確固とした造形と、情熱的でロマンティックな躍動感あふれる音楽とが、完全に一体となった見事な演奏だ。バレンボイムのピアノもピタリと寄り添って瑞々しい。
当代一のフルーティスト、パユとケルビーニSQのメンバーとの、活き活きとして清々しいモーツァルト。どのフレーズを取っても音楽の喜びに満ちていて、その一体となった密なアンサンブルが素晴らしい。
ギーゼキングの代表的な録音であるドビュッシーのピアノ・ソロ作品全集からの1枚。いまだにドビュッシー演奏の中で、重要な位置を占めている。豊饒さと明快なリズム、音色の移ろいなど、他の追随を許さない仕上がりだ。
ドビュッシーの後期の傑作、練習曲第1、2巻と初期から中期の比較的珍しい小品をまとめたアルバム。練習曲でのギーゼキングのテクニックの冴えもさることながら、ここでは小品の演奏も聴きものだ。
フィッシャー=ディースカウの7種ある「冬の旅」の、最初のステレオ録音盤。30代後半の若々しく張りのある声が聴ける。一音一句にまで神経を張り巡らせた名唱で、ムーアの絶妙な伴奏が万全の支えをしている。
シュワルツコップの引退間近の録音。全盛期の艶やかな声ではないが、ドイツ・リートに偉大な足跡を残した名歌手の、経験のすべてが注ぎ込まれた奥行きの深い名唱が味わえる。リート・ファン必聴の一枚。