発売元 : 株式会社BZONE
全12曲中8曲がなんらかのタイアップ、この事実が売れっ子ぶりを物語っていた96年のアルバム。さらにシングルのカップリングやファミリー・バンドのシングルのカヴァーがあって、まるでベスト・アルバムのよう。難しくないポップスだ。
B'zの松本孝弘がソロ・プロジェクトとしてこしらえたロック名曲集。仲間を集めての気合いの入ったセッションで、ギター少年の夢そのままに憧れのフレーズを弾きたおすのだから、楽しくないワケがない。B'zファンならオリジナルも聴かなきゃね。
タイトル通り、これまでのシングルに6曲を加えたべスト盤的内容の作品。ほとんどのシングルがヒットしているだけあって、聴いたことのある曲ばかり。と同時に、ボピュラリティとクオリティの両立に彼らのキャパシティの広さを感じてしまう。
「君がいたから」「突然」(2曲とも収録)と大ヒット連発のFIELD OF VIEW、1stアルバムの登場だ。どこにでもありふれていそうで、実は個性的というのが彼らの魅力。誰にでも入りやすいサウンドとヴォーカリスト・浅岡雄也の声には吸引力がある。
単なるハード・ロック・バンドだと思いきや、音を聴いてびっくり。スピード感あふれる重たいビートが炸裂するゴリゴリのサウンドはまさにオルタナティヴ! それに負けず劣らずなのが川島だりあのヴォーカル。脳内麻痺というタイトルもこけおどしではない。
ビッグ・ヒット2曲を収めた4作目のアルバム。ミディアム・バラードで幕を開けたら、ダンサブルなサウンドとリアリティに満ちた摩季ワールドへ。グッとくるような品のなさが魅力のブラック・ミュージックの、日本的な展開を極めているよな。これって。
95年3月23日のNYのライヴハウス“Tramps”にて行なったライヴの模様を、オーヴァーダビングなど一切なしに、そのままダイレクトに収録したこの作品。JBやウィリー・ディクスンらのナンバーが、じっくり味の染み渡った演奏の上でグルーヴしてます。
ZARD人気の最大の要素は、やはり坂井泉の書く歌詞にあるのではなかろうか。多少奥ゆかしさを持った女性の、決して気取らない等身大の恋愛心理。現代風のイケイケではない、古風な女性の持つ秘めた想いに胸をしめつけられるのは、男も女も変わらない。