発売元 : AuditeDeutschlandra
正規完全初出&オリジナル・ステレオ・マスター使用! 作曲者本流の流れを汲むきわめつけのプログラム バックハウスのベートーヴェン・リサイタル audite の看板である「ドイチュラントラジオ・クルトゥーア・シリーズ」に超弩級のタイトルが登場します。獅子王バックハウス[1884-1969]が世を去る3か月ほど前におこなったリサイタルは、極め付きのオール・ベートーヴェン・プログラム、しかも完全初出のステレオ音源という最高の内容です。 【作曲者直系の流れを汲むバックハウスのベートーヴェン演奏】 バックハウスが不世出のベートーヴェン弾きであることに異論を唱える方はまずいないでしょう。これは1899年にフランクフルトでバックハウスがダルベールに師事したことに由来していますが、ピアノの流派を弟子から師匠へ遡ると、バックハウス→ダルベール→リスト→ツェルニー→ベートーヴェンとなり、すなわち、バックハウスはベートーヴェン直系の弟子筋にあたります。 音楽評論家で自らも高名なピアニストのワルター・ニーマンが「新古典主義者」と評したバックハウスのスタイルは、がっちりとした構成と主情的表現が皆無というのが特色で、まさしくベートーヴェンこそは、バックハウスのピアニズムが遺憾なく発揮されるレパートリーといえるでしょう。 【バックハウスによるレコーディング】 「ベートーヴェンのエキスパート」 にふさわしく、バックハウスはソナタの全曲を1950年から1954年にかけてモノラルでセッション録音したのちに、再録がかなわなかった『ハンマークラヴィア』をのぞいて、1959年から1969年にかけてステレオでふたたびセッション録音しています。 このたびの2枚組のセットに収められた音源は、ベーゼンドルファーのピアノを好んで弾いたバックハウスがベヒシュタインを使用しているのも興味深いところで、すべてが完全初出の内容となります。 ちなみに、第15番は1930年代のSP録音、1953年のDeccaへの第1回目のモノラル・セッション録音、1961年Deccaへの第2回目のステレオ・セッション録音、1969年6月のライヴ録音につづくもので、5種のうち4番目にあたります。 第18番は1930年代のSP録音、1948年のセッション録音、1954年のDeccaへの第1回目のモノラル・セッション録音、1963年Deccaへの第2 回目のステレオ・セッション録音、さらに「バックハウス最後の演奏会」として知られる、1969年6月のオーストリア、オシアッハでのライヴ録音につづく録音となり、6種中5番目に相当します。 第21番も1950年のDeccaへの第1回目のセッション録音、1959年のザルツブルクでのライヴ録音、1959年のDeccaへの第2回目のセッション録音、1959年ボンでライヴ録音(MM006)、そして1969年6月オーストリアでのライヴ録音につづいて、5番目で6種目にあたるもの。 第30番は1950年モノラル、1961年ステレオと、いずれもジュネーヴでのDeccaによるセッション録音につづいて3種目になります。 【ドイチュラントラジオ・クルトゥーア・アーカイブのオリジナル・ステレオ・マスター使用】 このたびもまたベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からの復刻となりますが、ここでステレオ音源によるリリースというのもうれしいかぎりです。2010年にauditeの社主でプロデューサー&エンジニア、ルトガー・ベッケンホーフ氏が万全の音づくりで最新リマスタリングを施しています。 極上の音質でバックハウスの雄渾無私の厳しい造形美をたっぷりとお楽しみください。(キングインターナショナル) 【収録情報】 CD1 [68:15] ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第15番ニ長調Op.28『田園』 ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第18番変ホ長調Op.31-3 ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第21番ハ長調Op.53『ワルトシュタイン』 CD2 [17:41] ・ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第30番ホ長調Op.109 ヴィルヘルム・バックハウス(ピアノ:ベヒシュタインE) 録音時期:1969年4月18日 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー 録音方式:ステレオ(ライヴ) Powered by HMV
フィッシャー=ディースカウ誕生日記念! AUDITE社から誕生日エディションが登場! ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウは、2010年5月28日で85歳を迎えます。 なんとフィッシャー=ディースカウとバレンボイムの共演! しかもオール・マーラー・プログラム! 凄い録音が出てきました! 1971年にベルリンで行われたマーラーの歌曲集の演奏会。歌うは46歳のフィッシャー=ディースカウ、声、表現とも彼の頂点の時期といってよいでしょう。そして伴奏は当時まだ29歳のバレンボイム。マーラーの歌曲の伴奏から、実に繊細な感情を引き出しています。しかもステレオ録音。これはもう聴くしかない絶品です!(キングインターナショナル) 【収録情報】 マーラー: ・『若き日の歌』より(ドン・ファンの幻想/春の朝/思い出/シュトラスブルクの砦に) ・私の歌をのぞき見しないで ・私はこの世に忘れられて ・『さすらう若者の歌』 ・『子供の不思議な角笛』より(浮世の生活/もう会えない/別れ/魚に説教するパドヴァの聖アントニウス/夏に小鳥は替わり/いたずらっ子をしつけるために/うぬぼれ) ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) ダニエル・バレンボイム(ピアノ) 録音時期:1971年9月14日 録音場所:ベルリン、フィルハーモニー 録音方式:ステレオ(ライヴ) Powered by HMV
ディアギレフゆかりのきわめつけのナンバー 『春の祭典』と『ダフニスとクロエ』 マルケヴィチによるRIASライヴ録音集 指揮者イーゴリ・マルケヴィチ(1912-1983) は、数々のバレエ作品を委嘱した名興行師ディアギレフ最後の弟子と云われています。その意味で、『春の祭典』と『ダフニスとクロエ』という、ディアギレフゆかりの作品をマルケヴィチが振ったRIASライヴ録音集は、興味の尽きないといえるでしょう。 『春の祭典』は初演者モントゥーに指揮を学んだマルケヴィチにとって、また、フィルハーモニア管との2度のセッション録音(1951年モノラル、1959年ステレオ)により、きわめつけのレパートリーとされているのは有名な話。1954年に『春の祭典』の最初のセッション録音が、『ディアギレフのオマージュ』と題された3枚組のLPとしてリリースされた際には、ラヴェルの『ダフニスとクロエ』第2組曲もカップリングされていました。このたびはいずれもライヴということで、フリッチャイ時代の鍛え抜かれたアンサンブルがどのような反応をみせているのか大いに期待の高まるところです。 さらに、オネゲルの交響曲第5番は、このたびの『春の祭典』やムソルグスキーの歌曲(AU95631)とともに、マルケヴィチのRIAS響デビュー・コンサートのときのもの。およそ一年前1951年3月9日に初演されてまもない新作を選んでいるのも注目されます。ベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からの復刻で、すべて完全初出の内容です。(キングインターナショナル) 【収録情報】 ・ラヴェル:『ダフニスとクロエ』第2組曲 [15:59] RIAS室内合唱団(合唱指揮:ギュンター・アルント) 録音時期:1952年9月18日 録音場所:ベルリン、ティタニア・パラスト 録音方式:ライヴ(モノラル) ・ストラヴィンスキー:『春の祭典』[33:26] ・オネゲル:交響曲第5番ニ長調『3つのレ』 [23:47] 録音時期:1952年3月6日 録音場所:ベルリン、ティタニア・パラスト 録音方式:ライヴ(モノラル) RIAS交響楽団 イーゴリ・マルケヴィチ(指揮) Powered by HMV
フリッチャイ&手兵RIAS響のブラームス デ・ヴィート独奏のコンチェルト 流麗優美な第2交響曲 エディション・フェレンツ・フリッチャイ第10集はオール・ブラームス・プログラム。ベルリンRIAS収録によるドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からの復刻で、すべて完全初出の内容となります。 まず、注目されるのがデ・ヴィート[1907-1994]独奏の協奏曲。彼女のきわめつけのレパートリーとされる所以は、カンティレーナにおけるあたたかくも輝かしい音色を聴くと明らかで、これに雄渾なフリッチャイのバックが華を添えます。デ・ヴィートでは、ケンペン(1941年)やフルトヴェングラー(1952年)とのライヴ盤や、シュヴァルツとのスタジオ盤(1953年)以来4種目、いずれにしても録音嫌いで知られた彼女による貴重なブラームスの登場はファンならずとも快哉を叫びたくなるところでしょう。 さらに、記録ではフリッチャイが唯一全曲の録音を残しているブラームスの第2交響曲。フリッチャイのブラームスはめずらしく、そもそもヴァイオリン協奏曲も全曲としてはこのたびが初めて。ピシッとアンサンブルが揃ったフィナーレも驚異的ですが、大きな構えで流れるように全曲を聴かせます。価値ある内容に加えてシリーズ自慢の音作りもこれまで通り、当アルバムの登場は広く歓迎されるものとなるでしょう。(キングインターナショナル) 【収録情報】 ・ブラームス:ヴァイオリン協奏曲ニ長調Op.77 1. 23'15 +2. 10'23 +3. 8'41 = TT. 42'19 録音時期:1951年10月8日 録音場所:ベルリンーダーレム、イエス・キリスト教会 録音方式:モノラル ・ブラームス:交響曲第2番ニ長調Op.73 1. 14'34 +2. 9'07 +3. 5'25 +4. 8'41 = TT. 37'47 録音時期:1953年10月13日 録音場所:ベルリンーダーレム、イエス・キリスト教会 録音方式:モノラル ジョコンダ・デ・ヴィート(ヴァイオリン) RIAS交響楽団 フェレンツ・フリッチャイ(指揮) Disc1 1 : Brahms: Violin Concerto, Op. 77[42:19] : I. Allegro Non Troppo [23:15] 2 : II. Adagio [10:23] 3 : III. Allegro Giocoso, Ma Non Troppo Vivace [08:41] 4 : Symphony No. 2, Op. 73[37:47] : I. Allegro Non Troppo [14:34] 5 : II. Adagio Non Troppo [09:07] 6 : III. Allegretto Grazioso [05:25] 7 : IV. Allegro Con Spirito [08:41] Powered by HMV
フィッシャー=ディースカウによる ベートーヴェンの珍しい歌曲集! ベートーヴェンは、スコットランド、アイルランド、ウェールズなど、各地の民謡に基づいた歌曲を多数作曲しています。それらはベートーヴェンを刺激し、彼の傑作の源泉にもなっていることが知られていますが、実際に耳にする機会は多くありません。 そんな貴重な歌曲を、若き日のフィッシャー=ディースカウが録音していました! 1952年のベルリンRIAS放送のための録音で、三日間でこのCDの全ての曲を録音しています。フィッシャー=ディースカウの録音の中でも非情に珍しいであろうこれらの歌曲、マニアには逃がせません。ドイッチュラントラディオ・クルトゥーア提供の音源を使用。(キングインターナショナル) ベートーヴェン: 25のスコットランド民謡 Op.108から ・音楽と恋と酒 ・おお、甘き時よ ・さあ杯を満たせ、良き友よ ・この忌わしい世界が ・メアリー、窓辺に来ておくれ ・魅力的な人よ、さらば ・小舟は早く進む ・誠実なジョニー ・山の警備隊 ・羊飼いの歌 25のアイルランドの歌 WoO152から ・陰鬱な12月 ・朝風が頬を撫で ・朝は悩み多く 20のアイルランドの歌 WoO153から ・老人は諭す ・さようなら、大きな喜び 12のアイルランドの歌 WoO154から ・アイルランドっ子の血潮 ・真面目で分別くさいのは勘弁だ さすらう吟遊詩人 WoO157-11 カーディガンの娘たち WoO155-16 乳搾りWoO155-17 神が王を護りたまいますよう(ゴッド・セイヴ・ザ・キング) WoO157-1 ゴンドラの歌 WoO157-12 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) ミヒャエル・ラウハイセン(ピアノ) 録音:1952年9月22-24日、ベルリン(モノラル) Disc1 1 : レヒ゛ューに記載 Powered by HMV
フィッシャー=ディースカウ、若き日のヴォルフ! 偉大なバリトン、ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが、まだ20代後半だった頃にベルリンRIAS放送に録音したヴォルフのメーリケ歌曲集です。全18曲中15曲は1955年1月26日の録音。30歳を目前にしたフィッシャー=ディースカウが、既に完成された世界を持っているのが分かります。『愛する人に』と『ヴァイラの歌』は1949年の録音、若き日の天才だけが持つ鮮烈さに息を飲まんばかりです。 ドイッチュラントラディオ・クルトゥーア提供の音源を使用。(キングインターナショナル) ヴォルフ:メーリケ歌曲集 ・苦悩から癒えて希望に寄せる ・巡り会い ・春に ・旅先で ・古い絵に寄せて ・明け方に ・新しい歌 ・どこで慰めが見つかるのだ? ・愛する人に ・ペレグリーナ1 ・ペレグリーナ2 ・さらば ・郷愁 ・狩人 ・恋する男の歌 ・ヴァイラの歌 ・ある婚礼にて ・打ち明け話 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) ヘルタ・クルースト(ピアノ) ルドルフ・ヴィレ(ピアノ) 録音:1955年1月26日、1949年5月5日、1951年5月25日、ベルリン(モノラル) Disc1 1 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 2 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 3 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 4 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 5 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 6 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 7 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 8 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 9 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 10 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 11 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 12 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 13 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 14 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 15 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 16 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 17 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung 18 : Morike Lieder: no 1, Der Genesene an die Hoffnung Powered by HMV
フィッシャー=ディースカウ、20代半ばのヴォルフ! ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウが20代半ばに歌ったヴォルフの歌曲の録音。いずれもベルリンRIAS放送に録音したものです。 いずれの録音も、後年に比べれば若さは見えるものの、既に20代半ばの若さで驚くべき水準に達していることが分かると思います。ドイッチュラントラディオ・クルトゥーア提供の音源を使用。(キングインターナショナル) ヴォルフ: ・フアーナは気難し屋だ ・恋人をからかおうとするんだね ・緑の露台の上から ・花を摘みに行くなら ・優しい恋をのがした者は ・心よ、がっかりするのはまだ早い ・ああ、それは5月のことだった ・全ては、心よ、憩いに ・いつの日か私を思い出して ・心の底深く苦しみを秘めていても ・死よ来たれ、夜に包まれて ・ああ、幼な児の瞳は ・ああ、何と長い魂のまどろみ ・主よ、この地に何が芽生えるのでしょうか ・孤独にふける者は ・家々の門辺に歩み寄って ・涙を流しながらパンを食べたことのない者 ・コフタの歌1 ・コフタの歌2 ディートリヒ・フィッシャー=ディースカウ(バリトン) ヘルタ・クルースト(ピアノ) ルドルフ・ヴィレ(ピアノ) ヴァルター・ヴェルシュ(ピアノ) 録音:1953年12月13日、1948年11月29日、1949年7月11日、ベルリン(モノラル) Disc1 1 : レヒ゛ューに記載 Powered by HMV
アシュケナージ&ベルリン・ドイツ響ライヴ 朋友ズッカーマンとのモーツァルト『トルコ風』 指揮者十八番の『家庭交響曲』 ドイチュラントラジオ・クルトゥーアの正規音源からのCD化。アシュケナージが首席指揮者在任中(1989〜1999)に行ったベルリン・ドイツ交響楽団とのライヴを収めた注目のアルバムが登場します。アシュケナージは一連のシュトラウスの管弦楽作品を、同じく首席指揮者を務めたチェコ・フィルと録音していますが、とりわけ高い評価を得ていたのが家庭交響曲(1997年)でした。よほどこののびやかな曲調をベースとする標題音楽をお気に入りらしく、前年のライヴでもていねいに描写することに心を砕いています。 カップリングは、ソナタや室内楽での多くの共演でおなじみの名手ズッカーマンとのモーツァルト。気心の知れた仲間を迎えてのコンチェルトは、どこかアシュケナージ自身が弾き振りでもみせる絶妙なニュアンスを思い起こさせるもので、このうえない美演。両曲とも終演後に拍手入り。(キングインターナショナル) ・モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲第5番イ長調 K.219『トルコ風』 ピンカス・ズッカーマン(ヴァイオリン) ベルリン・ドイツ交響楽団 ウラディーミル・アシュケナージ(指揮) 録音:1998年9月19日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ) ・ R.シュトラウス:家庭交響曲 Op.53 ベルリン・ドイツ交響楽団 ウラディーミル・アシュケナージ(指揮) 録音:1996年10月20日、ベルリン、フィルハーモニー(ライヴ) Disc1 1 : I. Allegro aperto 09:44 2 : II. Adagio 10:42 3 : III. Rondeau-Tempo di Menuetto - Allegro 08:53 4 : I. Thema - Bewegt / Sehr lebhaft / Ruhig 05:17 5 : II. Scherzo 12:53 6 : III. Adagio 12:36 7 : IV. Finale 13:10 Powered by HMV
音質大幅に改善して正規盤で登場! フリッチャイの『リゴレット』ライヴ ドイチュラントラジオ・クルトゥーア正規音源による1950年ライヴの『リゴレット』は、フリッチャイにとって唯一のもので、これまでに数種のレーベルから出ていた有名演奏。ヴェルディに不可欠な弾力あるリズムでグイグイと引っ張るスタイルにより、たいへんドラマティックな音楽づくりが魅力です。ドイツ語による歌唱は当時の慣例に従っており、ジルダに名花シュトライヒ。マントヴァ公爵は役どころにピッタリの当時35才のショック、リゴレットにはメッテルニヒ(ショックと同年齢)と、えりすぐりのキャストを配しています。(キングインターナショナル) ・ヴェルディ:歌劇『リゴレット』全曲(ドイツ語歌唱) ヨゼフ・メッテルニヒ(リゴレット:Br) リタ・シュトライヒ(ジルダ:S) ルドルフ・ショック(マントヴァ公爵:T) マルガレーテ・クローゼ(マッダレーナ:Ms) フリッツ・ホッペ(スパラフチーレ:Bs) ヴィルヘルム・ラング(モンテローネ伯爵:Br) シルヴィア・メンツ(ジョヴァンナ:Ms)、他 ベルリンRIAS室内合唱団 ベルリンRIAS交響楽団 フェレンツ・フリッチャイ(指揮) 録音:1950年9月20日、30日 ベルリン(ライヴ) Disc1 1 : Verdi: Rigoletto (song in German) Disc2 1 : Verdi: Rigoletto (song in German) Powered by HMV