発売元 : BigfishSounds
Summer Eyeの1stアルバムにしてすでにマスターピースの 万華鏡のごときポップソング集『大吉』がいよいよCDで待望のリリース! リミックスを6曲も追加した『大吉 Deluxe Edition』として発売!! 君にも僕にも幸あれ!! 夏目がフロントマンを務め、2010 年代の日本インディー・シーンを牽引し、2020 年に解散したシャムキャッツ。 同バンドがなくなって以降の3 年間は、夏目知幸にとって Summer Eye へと羽化するための蛹の季節と呼ぶべきものでした。 宅録での制作環境の整備、プロダクション・スキルの習得...…加えてコラージュ作品の制作や執筆活動などを続け、 自分が鳴らしたい音、歌うべき言葉を探していました。そして、最初に出した答えが、2021年12月にデビュー・シングルとしてリリースされた「人生」。 ボサノヴァとTB303 のアシッド・ベースを掛け合せた独創性に溢れたサウンドで多くのリスナーを驚かせました。 “ブラジリアン・アシッド・ダブ、いわば B.A.D”。 夏目は Summer Eye の音楽にそんなキャッチコピーをつけています。ブラジルやラテン、ボッサなどの中南米の大衆音楽。 ハウス、テクノ、ガラージといったクラブやレイヴ・カルチャーに基盤を置くダンス・ミュージック。 レゲエにダブ……ジャマイカが生み出したグルーヴと音響の魔法。それぞれに影響を与え合えながら発展してきた音楽たちを、 Summer Eye は独自のバランスで配合しつつ、ユニークながらも人懐っこい楽曲を生み出しています。 ネオアコとハウスを重ねた「失敗」、ファニーなレゲトン「求婚」、UK ガラージのビートにサバービアの憂鬱が漂う「水坑」、 ネオ・ソウルとUK ダブをマリアージュ「白鯨」と、個性豊かな既発曲は言わずもがな、アルバムで初登場する楽曲も それぞれチャームが際立っています。バレアリックなビートが心地よいリード曲「湾岸」、サイケデリックかつパーカッシヴな「双六」、 アンビエント・ダンスホールの潮流をポップスのなかに昇華した「甘橙」、激ドープながらどこか笑えて泣けるダブ「大吉」。 ここに並ぶ 9 曲は、色鮮やかで眩い万華鏡のやうな世界を『大吉』に作り出しています。 そんなカレイドスコープ・ポップ・サウンドに映されているのは、羽をなくした天使たち、すなわち我々がキラキラとエモーショナルに 生きるさま。つまるところ『大吉』が歌っているのは、こういうことなのでしょう ーーこの世界にはいろいろな人がいて、その全員が幸せになろうとがんばっている。だから、僕は祈りたい。 君にも僕にもいいことがありますように。たのしい思い出が作れますように。グッド・ラック!-- 『大吉』の9曲にリミックスを加えてCDとして出すならとっても価値のあるものになりそう。 かくしてCDとして販売する価値を見出して、準備が始まりました。 既発のXTAL氏とTorei氏のリミックスに加え、 Compuma氏とCwondo氏にリミックスを依頼し収録、自分のリミックスも添えて、 全部で15曲の『大吉 Deluxe Edition』となりました。手掛けていただいたリミックスは どれもそれぞれのアーティストの個性が爆発しつつ、 オリジナルミックスとは別の角度から光が当てられた素晴らしいものになっております。 たっぷりお楽しみください!
NOT WONK 加藤 修平のソロプロジェクトSADFRANK。 日本語詞で紡ぐジャンルを横断したデビューアルバム『gel』をリリース。 石若 駿、本村 拓磨、香田 悠真のコアメンバーに加えて、岸田繁(くるり)等、多彩なメンバーが参加。 2022年にロックバンド・NOT WONKのGt./Vo.加藤 修平のソロプロジェクトとして本格始動し、 「Quai」「offshore」のデジタル配信シングル、北海道モエレ沼公園・ガラスのピラミッドでの ワンマンライブでも話題をさらったSADFRANKが、待望のデビューアルバム『gel』をリリースする。 本プロジェクトを実現させるにあたり、ドラムに石若 駿、ベースに本村 拓磨、鍵盤に香田 悠真の 3人をコアメンバーとして迎え入れ楽曲制作は進行。 その中で岸田 繁がストリングスアレンジメントを手掛け、ギターに宮崎 良研が参加した「I Warned You」や、 Yuko Uesu、松丸 契、山本 啓が参加した楽曲、加藤の地元・苫小牧のツレである 松浦 陽、觸澤 太遥、yoneyuと共に制作した楽曲などが生まれ、全9曲が本作には収録される。 加藤が本活動を始めたことは、逆説的に自身が活動してきたバンド・ NOT WONKへのひとつの愛情表現でもあった。
ポスト・トリップホップバンドTAMIW、Hidden Placeから世界に放たれる3rdアルバム『Fight for Innocence』完成。 ポスト・トリップホップバンドTAMIW。昨年2月にはシャフィーク・フセインの参加でも話題となった 初のEP『FloatingGirls』をリリース、限定パッケージソールドアウトに伴い9月には全国流通版として再発売。 「FUJI ROCK FESTIVAL ROOKIE A GO-GO」への選出や、ego apartment、NIKONIKOTANTAN、 BREIMENを誘致して開催した自主企画も成功に収めるなど着実に注目度が高まりを見せる中、 昨年11月から1月にかけての3ヶ月連続シングルをリリース、2月22日に満を持しての3rdアルバム 『Fight for Innocence』がリリースとなる。 ヴォーカル・tamiがアルバム制作のテーマとしたのは自分にとって大切なもの、人、ポリシー、 ”純真”を守るため日々覚悟をもって戦い歩んでいく事であり、そのテーマから枝分かれした全10曲のストーリが歌われ、 うち3曲ではラップも披露されておりtamiの表現者としての意欲を感じる。 初のラップが披露されて話題となったシングル「Eyes on Me」、長時間労働者に対して 「しっかり一緒に休もうよ!!」と歌われるダンサブルな「Kick Off」、アルバムテーマをもっとも反映し、 詩的な美しさでMVも話題となっている「My Innocence」。そしてアルバムからのリードトラック 「Genius Made by Publishers」ではego apartmentからZenが参加。 TAMIWらしいサプリング・ヒップホップフィーリングを感じさせながらもインディーロックやビートルズをも感じさせる 新基軸なパーティーチューンになっている。 サウンド面ではTAMIWが得意とするベースミュージックを基盤としたサウンドを中心としながらサンプリングと 生演奏の境目がわからないモダンで洗練されたサウンドデザインが施されている曲が並ぶ。 バンドは大阪堺寺院内のスタジオHidden Placeを運営、多種多様なヴィンテージ楽器・録音機材を所有しており、 録音は鍵盤の田口智章が務めるなど自らのスタジオ装置をふんだんに使い時間をかけて練り込まれた作品になっている。 アートワークは昨年のシングルから一貫してコラージュアーティスト〓TaKu‘,n〓(タクエヌ)が手がけており、 TAMIWの重要なアートフォームの一端を担っている。 またアルバム共同プロデュースはBigfishSoundsオーナー柏井日向が担当した。