音楽むすび | 発売元 : EVOLRECORDS

発売元 : EVOLRECORDS

朝日の純真朝日の純真

「リアル」を追求する轟音ジャキジャキオルタナティブロックバンド「インディアカヌー」 東京・下北沢を中心に全国で活動中のオルタナティブロックバンド、インディアカヌー。 作詞・作曲を手がけるVo,Gt開、Dr,徳ちゃんが初期メンバーとして結成し、 幾度かのメンバーチェンジを経てGt,あっくん、Ba,ギギが加入し4人編成となる。 2021年4月に初音源EP「Funade」をリリースし、8月からは3ヶ月連続で 「さわやかなぬけがら」「飄々と飛ぶ」「病気」をリリース、2022年10月「君をニヤリとさせてみよう」を 先行リリースした後、2023年2月EP「火花」をリリース。 本作は、新曲「sugar cannon ball」「夜空の向こうのタブララサ」の2曲とバンド活動初期からある楽曲 「酒」「愛して深夜徘徊」「さわやかなぬけがら」の再録3曲の合計5曲が収録されている。 プロデュース・レコーディング・ミックスには、音楽プロデューサーとしてThe Strokes、MIYAVI、 浅井健一、w.o.d.、モーモールルギャバンなど担当していた吉岡俊一氏を起用。 「リアル」をコンセプトに基本1テイクで収録し、ライブさながらの迫力ある音源となった。 また、メインビジュアルは東條新氏が担当。また、全国27本にも及ぶ全国ツアーの開催も決定!

凶天使Vitaる凶天使Vitaる

轟音とエキセントリックなアプローチでゴキゲンなサウンドをかき鳴らす新潟発4ピースネオパンクロックバンド、「ザ・シスターズハイ」 東名阪をまわる『家賃3万払えねえtour 2023』も大成功(東京公演はSOLD OUT)させた彼らが、昨年8月に発表したEP『disLOVEる』 に引き続き、NEW EP『凶天使Vitaる』を完成させた。インパクト大な作品やツアーのタイトル、 フロントマンであるギターヴォーカルの名前が「これだから女子供は」、ということもあって、 破滅的で奇抜なパンクロック、ロックンロールを鳴らすバンドというイメージがあるかもしれないが、 それは当たっているようで違っていたりもする。 たしかに、「まさやんぐ」(G)が大学構内を奇抜な服装で歩いていたという理由だけで声をかけた 「これだから女子供は」(G/Vo)とともに前身バンドがスタートしているし、 バンド経験がない「カイ」(Ba)を気合いでスカウトしているのは完全に振り切れているエピソード。 しかしながら、『disLOVEる』は異端な言葉が散りばめられた歌詞ながらもセンスを感じさせ、 歌もギターもおもいっきり歪ませたロックンロールを炸裂させつつもポップミュージックとしてどこまでも成立させていたし、 ライヴに関しても真摯に向き合い、やりたいことはやる、というまっすぐに思いっきり熱を放出するスタイル。 初ワンマンで「ヤりたい半分」をメンバー3人がそれぞれヴォーカルを務める形式で3曲連続で披露したのは その純粋さがわかりやすく形になった例であろう。昨年は『disLOVEる』のリリースツアーを3ヶ月にわたって開催し、 こんなご時世でもライヴハウスへ積極的に足を伸ばしながら、キャンプインフェス「WIRELESS CARNIVAL」、 サーキットイベント「TOKYO CALLING 2022」や「MINAMI WHEEL 2022」「SAKAE SP-RING 2022」にも参加。 オーバーグラウンドにもしっかり届く音を響かせ、高い評価を勝ち取っているのだ。 そして、新作『凶天使Vitaる』はより彼らの旨味を味わえる意欲作。いい緊張感を漂わせるギターのイントロから激走し、 サビではシンガロング必至なロックンロールナンバー「真里」で幕を開け、そのタイトルとは裏腹に、 浮遊感のある歌声と空間を感じさせるアレンジで愛情が滲み出ている「くたばれライブハウス」、 賑やかなギターリフに速射砲のように畳み掛けるヴォーカルでゴキゲンにフロアを湧き立たせるに違いない「天使のごめんね」、 憂いを帯びながらしみじみと語りかけるスローナンバー「C♯memorial」、絶妙なテンション感で推進し、 涙を誘うメロディーが胸を打つ「タンジェリン」という全5曲。サウンドアプローチはより多面的になり、 底知れぬ可能性を感じさせてくれる1枚として仕上がっている。4月からは長期にわたるリリースツアーも開催予定。 落ち着きがちなロックシーンに風穴を開けるようなパワフルかつエネルギッシュなパフォーマンスで各地を席巻してくれるであろう。

ミックスジュースロケットミックスジュースロケット

制作・出演

THEKINGOFROOKIE

発売日

2023年4月5日 発売

愛、自由、平和、楽しさを放つ、 新潟発のパンクロックバンド「THE KING OF ROOKIE」 銀杏BOYZやTHE BLUE HEARTS直系の熱く泥臭いロックを心の奥底まで届ける新潟発ライブパンクロックバンド、 「THE KING OF ROOKIE」。その勢いはとどまることを知らず、地元新潟はもちろん全国に活動範囲を広げ、 まさに今こそチェックすべきバンドだ。 そんな彼らが4月5日(水)にNEW MINI ALBUM『ミックスジュースロケット』をリリースする。 元々、鈴木琳(Vo/Gt)と犬人間(Dr/cho)が小学校からの幼馴染であることに加え、ワシミリョウ(Ba/cho)が 15歳のころGReeeeNの「花唄」のMVをみてバンドを始めたくなったことや、犬人間が14歳でドラムを始めて 3か月でライブをしたことなど彼らはルーツに少年時代の刹那的な音楽体験や楽しさがあるわけだが、 今回のEPにもそのような「愛、自由、平和、楽しさ」といった要素が6曲の中に存分に盛り込まれている。 まさにライブパンクロックバンドTHE KING OF ROOKIEを表す1枚だ。自由奔放にやりたいことや 好きなものを素直に歌う「愛とディスタンス」、開放的で爽快な「目玉パチンコ」、刹那的と呼ぶには あまりにも一瞬で過ぎ去ってしまう「アイマイマイマインド」から冒頭のピックスクラッチやメンバー全員での 掛け声が印象的なライブ鉄板曲になる事間違いなしな「無理、マジ破裂」までかなりのハイペースで駆け抜け、 今まで関わってきたものや人、人生そのものへの感謝や賛美をハートフルに歌い上げる「短い人生」を挟み、 最後は「避行少年」でいつまでも失われることのない青春のきらめきを残してEPを締めくくる。 やはりTHE KING OF ROOKIEの魅力といえばホームアウェイに関わらず会場全体を巻き込んでしまう ライブの熱量や見ていて飽きることのないライブパフォーマンスがあげられるわけだが、音源に触れてみると 鈴木琳の書く歌詞には奥行きがあり、各々の思い描く景色を当てはめられるということに気づくだろう。 そういった意味でも今MINI ALBUM『ミックスジュースロケット』はこのバンドの多面的な魅力を知るのに ふさわしい1枚だ。THE KING OF ROOKIE、終わらない青春を携えて彼らは日本全国どこへだって駆けつける。

蛙の唄 / Merry Go Round Girl蛙の唄 / Merry Go Round Girl

制作・出演

VELTPUNCH

発売日

2022年10月19日 発売

今年結成25周年を迎えたVELTPUNCHが2曲入りCD+BOOK『蛙の唄 / Merry Go Round Girl』を10月19日に発表する。 1997年の結成以来、インディシーンに軸足を置きながら日本のオルタナティブロックをリードし、 2度のメジャーリリースも経験しているその存在感は唯一無二。 同時代のバンドの多くが歩みを止めた今も、自分たちのペースで活動を続け、下の世代にも大きな影響を与えているが、 世界的に90年代のオルタナ/エモのリバイバルが起きている状況にあって、2020年発表の『Suicide King』以来となる2年ぶりの新曲は、 まさに待望の作品だと言っていいだろう。 ポストハードコア〜エモ由来のインテリジェンスとプレイヤビリティの高さを見せつけるプログレッシブなアレンジが特徴の「蛙の唄」、 Weezer、Dinosaur Jr.、Smashing Pumpkinsといった90年代USオルタナヘの愛が爆発している「Merry Go Round Girl」の2曲は、 どちらもVELTPUNCHにしか作り得ない渾身の仕上がり。 オリジナルメンバーの長沼秀典とナカジマアイコによる男女ツインボーカルの魅力は未だ色褪せることなく、 2010年代のバンドを支えてきた浅間直紀と荒川慎一郎とともに奏でる鉄壁のアンサンブルもさらに磨きがかかっている。 メモリアルブックは計64ページの大ボリュームで、25年の歴史を網羅したヒストリーやディスコグラフィー、長沼とアイコのインタビュー、 秘蔵写真に加え、メンバーの機材紹介や歴代Tシャツコレクションなども掲載され、ファンにはたまらない内容となっている。 さらに、11月19日には2020年2月以来となるひさびさの有観客ライブも決定。新代田FEVERで昼夜2公演が行われ、 昼を「ゴリゴリ編」、夜を「バキバキ編」として、なんと全曲異なるセットリストを演奏予定だという。 また、両公演の来場者には特典として、沼によるVELTPUNCH楽曲の弾き語り音源を聴くことのできるダウンロードチケットが配布されることになっている。 CD、ブック、ライブと盛りだくさんな25周年イヤー、ぜひとも味わいつくしてほしい

BoostBoost

制作・出演

winnie

発売日

2022年10月5日 発売

約8年ぶりのエモーショナル&メロディアスなwinnie新作サウンドリリース! スウェディッシュポップとメタルをマッチングさせながら、グランジやエモのエッセンスを織り交ぜ、 独自のエモーショナルなロックを構築する4ピースバンド、winnie。 ここのところマイペースな活動が続いていたが、結成20周年となる2022年、ついに動き出す。長らくサポートベーシストを 務めていたABSTRACT MASHのBa,nassyが正式にwinnieに加入し、盤石の布陣になった彼らは約5年ぶりとなる新作、 ミニアルバム『Boost』を発表。それに伴い、東名阪ツアーを行うことが決定した。 久しぶりの作品ということだけあって、サウンドに大幅な変化が訪れていても不思議でないが、そこは安心して欲しい。 シリアスなムードをまといながら、ポップかつ愛らしさのあるメロディーが男女ツインヴォーカルで麗しく響くのはもちろん、 ioriが綴るどことなく影のあるリリック、okujiのテクニカルなギターフレーズ、爆発力のあるjinのショットはより研ぎ澄まされ、 サウンドをつなぐnassyのプレイも巧みさを見せつける。着実にバンドとしてブラッシュアップしてきたことがわかるはず。 冒頭を飾る「R.I.P」、久しぶりの新作の1曲目でこのタイトルを選ぶところにもニヤッとさせられるが、 透明感のあるioriの歌声と雰囲気たっぷりのokujiの歌声の掛け合い、疾走しつつもグッと溜めるツボを心得た抑揚の作り方、 まさしくwinnieらしい1曲だ。落ち着いたトーンから徐々にテンション感を高め、輝かしく広がるサビが印象的な「nobody answers」、 巧みなギターリフやコクのあるメロディーがクセになる「freedom bells」、ioriのキュートな歌声と幻想的なムードが 見事にマッチングした「lights out」、駆け抜けながらもグッドメロディーの響きが壊れることがない「creatures of the night」、 柔和なミドルバラードとも言える「alone again」という全6曲になっている。 また、先程も触れた東名阪ツアーだが、ファイナルとなる東京は2部制のスペシャルなワンマン。 まず1部では『ROOTS & EARLY YEARS 1999-2007 』と題し、バンド初期の未音源化の曲を中心にしたライヴを披露。 結成は2002年のはずなのに、というところで補足しておくと、winnieはもともとioriとokujiを中心としたサイドプロジェクト としてスタートしており、バンドとして本格的な活動をする以前に緩やかな期間も存在しているのだ。そのあたりも含めて、 この機会ではないと観ることができない内容になるだろう。2部ではフルアルバム『The Darkest Eternal Lights』から 新作『Boost』までを含めた中から選びぬかれたベスト的セットリストとなっている。パブリックイメージ通りのwinnieを心ゆくまで 楽しめるに違いない。20周年という節目のアニバーサリーイヤー、これまでのwinnieと今のwinnieを存分に味わい、 これからのwinnieへ想いを馳せるキッカケになるだろう。

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