発売元 : EVOLRECORDS
Egoist Plus CrackerEgoist Plus Cracker
2001年に結成された3ピース・バンドによる7枚目のオリジナル・アルバム。メロディック・パンク、パワー・ポップを中心にした音楽性はさらに研ぎ澄まされ、ヌケのいいメロディと切れ味のバンド・サウンドが全編にわたって楽しめる。個人的ベストは、サビの開放感が気持ちいい「Starlight」。
エスノファンキードストエフスキーカムカムEPエスノファンキードストエフスキーカムカムEP
男女二人組ユニットの4曲入りEP。打ち込みを多用したと思しきサウンドは、しかし、思い切りR&R……というよりパンクに近いかな。80年代初頭のポスト・パンク一派と同種のスリルとわくわく感を久々に味わわせてくれた一枚。普通に綺麗なメロディのアコースティック・ナンバー「FOLK GUERRILLA」が何だか意味深。★
Dye Myself BlackDye Myself Black
男女のツイン・ヴォーカルを擁する4ピースのファースト・フル・アルバム。疾走するメロディは、英語詞の響きも手伝って、エモ経由のビタースウィートな感覚を浮き彫りにしている。さらに男女の掛け合いが歌世界のストーリー性を豊かにしており、作品としての味わいは相当深いものがある。
HeadquarterHeadquarter
三人組の3枚目のミニ・アルバム。篭り気味に炸裂し続けるギターに、やはり篭り気味に男女のツイン・ヴォーカルが哀愁を帯びた美メロラインを重ねてくる。切ない疾走感というのが一番近い印象。サウンドはきっちりと計算されたソツなさがあり、メンバーのセンスと頭の良さが滲み出ている。