発売元 : HostessEntertainment
5人組UKロック・バンド、ザ・コーラルの3年ぶりとなる6thアルバム。“ミステリーの死”をコンセプトに掲げ、無駄のない洗練されたサウンドとハーモニーを展開。格段とスケール感がアップし、一皮むけた新しいサウンドを堪能できる。
M.I.A.やトリッキーのプロデューサーを務めたザ・カウントと、M.I.A.のツアーDJとして知られるシンデンによるユニットの初作品。ハウスやテクノ、ヒップホップ、ラガ、ラテン、アフロ・ビートほか、あらゆる要素を呑み込んで放たれるダンス・ミュージックはまさに享楽の極み。
トーキング・ヘッズのカヴァーの「WARNING SIGN」に異能ぶりが表われたLAの5人組による2009年の初作。インディ・ロックと呼ぶには緊張感があり、キーボードやマンドリンも使った彩り豊かな音とハーモニーの利いた歌声で丁寧に紡ぎ、ビートも結構重い。ポスター状の歌詞カード付きで、日本盤は13〜15曲目を追加。
サウスカロライナ州を拠点とするアメリカのロック・グループによる3作目。70年代を彷彿とさせるゆったりとしたメロディと美しいコーラスが印象に残る。リヴァーブのかかったハイ・トーン・ヴォイスと透明感のあるアコースティック・ギターの響きが、アメリカの壮大な大地を想像させる。
アリエル・ピンクを中心とするロサンゼルスの4人組が、イギリスの著名レーベル“4AD”と契約しての第1弾アルバム。何よりも特徴的なのは70年代の実験的ロック/ポップスを思わせるサウンドと楽曲。時間軸を錯覚しそうになるが、そのアーティスティックな感性には濃密な中毒性がある。★
UKはサウス・ロンドン出身の女性R&Bシンガー、ロックスのデビュー・アルバム。5歳の頃からシンガーとして活動する実力派で、デビュー前からすでに話題沸騰。キュートなルックスからは想像できないパワフルな歌声が印象的だ。
米ブルックリン出身の5人組バンド、ヒア・ウィ・ゴー・マジックの2ndアルバム。きらびやかなポップ・チューンや心地よいハイトーン・ヴォイスは一度聴いたら思わず病みつきに。ブルックリン勢好きは要チェック。
ロンドン南西部出身の5人組が、レーベルを移籍して発表した3作目。クリス・トーマスをプロデューサーに迎えたことにより、彼らの“古くさくて新しい”サウンドと、ロマンティックなメロデイの魅力がより明確になった。70年代から現在までの英国ロック/ポップを俯瞰で楽しめる。
2010年7月に“ナノ・ムゲン・サーキット”での来日も実現させたニューヨークはブルックリンの男女混合バンドのデビュー作。エイティース・ポップとクラシック音楽とブリティッシュ・フォークなどを混在させたユーモラスな作風が魅力で、飄々とした風合いの演奏に思わずニッコリ。
米カリフォルニア出身の4ピース・バンドの2作目。インディーズ界の鬼才として知られるクリス・テイラーをプロデューサーに起用、終始リラックス・ムードが漂う中、4人の巧みなコーラス・ワークが際立ったロック/ポップスが、カラフルなサウンド世界を演出している。