発売元 : HostessEntertainment
ダン・スナイスことカリブーの5thアルバム。クラウト・ロック/サイケ寄りのバンド・サウンドを離れ、本作ではエレクトロ・サウンドに原点回帰。スリリングな楽曲展開が楽しめる、痛快ダンス・ビート・アルバムだ。
イーストLA出身のヒスパニック系ミクスチャー・バンド、オゾマトリの通算5作目。人種のるつぼとして知られるLAならではのストリート感覚のラテン系ヒップホップ、ソウルがゴキゲンだが、クラシックなソウルやバラードもあって、ジャンルを超えた面白さ満載。★
オハイオ州シンシナティ出身でブルックリンを拠点に活動する5人組の、大ヒットした前作『ボクサー』から3年ぶりとなる通算5枚目。ニコ・ミューリーやボン・イヴェールら錚々たるゲストを迎えた本作は、ざっくりとしたバンド・サウンドと壮大なオーケストラが混じり合う感動作だ。
オハイオ州出身の酔狂ブルージィ二人組、通算6作目。制作は前作に続き、デンジャー・マウス(ゴリラズ、BECK他)が担当。ただれた情感とどこかとぼけた愛らしさや甘さを持つダーティ表現の数々。「ネヴァー・ゴナ・ギヴ・ユー・アップ」はジェリー・バトラーとギャンブル&ハフが共作した曲のカヴァー。
ETBGのヴォーカリストの約3年ぶりのソロ作が、ベン・ワットのレーベル=Strange Feelingよりリリース。ホット・チップ、インヴィジブルのメンバーやイェンス・レークマンらゲストが多いが、今回はかなりシンプルな歌もの路線になっていて彼女の本質的な魅力が伝わってくる。
ニューヨークのブルックリンを拠点とするロック・バンドの3rdアルバム。独特の音楽性が世に認められた出世作で、数々の音楽メディアの年間ベスト・アルバムにも選出された一枚。シングル曲「Secret Meeting」ほかを収録している。
ニューヨークを拠点に活動する5人組バンド、ザ・ナショナルの2007年9月発表のアルバム。物悲しさと深みを感じさせる歌声と、派手さはなくともしっかりとした素地を背景に繰り出されるバンド・サウンドが輝いている。
スティーヴ・アルビニをプロデューサーに迎えた88年発表の1stアルバム。美しいメロディと、暗闇から届く咆哮のようなヴォーカルのアンバランスさをたっぷり堪能できる一枚。2010年リイシュー盤。
86年に米・ボストンで結成、オルタナ/グランジ・シーンを牽引したピクシーズ。「Dig For Fire」「Here Comes Your Man」など、彼らのヒット曲を詰め込んだ2004年リリースのベスト・アルバム。2010年リイシュー盤。
NHK大河ドラマ『龍馬伝』のテーマ曲を歌うリサ・ジェラルドのベスト・アルバム。デッド・カン・ダンス時代の楽曲や、映画『グラディエーター』『アリ』などに提供した楽曲を収録している。2007年に発表した作品のリイシュー盤。
激動する音楽シーンを尻目に、10年以上も第一線で活躍し続ける彼らの通算5作目。自身のレーベルからリリースされた本作は、ザ・レヴォネッツのツアー・ドラマーだったリア・シャビロを迎えた新編成での制作。男女編成となり、荒くれサウンドの中にもフェミニンな要素が加わったようだ。