発売元 : HostessEntertainment
制作・出演
KimJordan / MichelleHutcherson / PatSullivan / TionaHall / TyriaStokes / ギル・スコット=ヘロン / クリス・カニンガム / デーモン・アルバーン40年前から気骨あるストリートの語り部として我が道を行く活動を見せている詩人/音楽家、ギル・スコット・ヘロンの、本当に久しぶりとなるXL発のアルバム。淡い電気音を多用したサウンドに、枯れた、存在感ある肉声を乗せる。うーむ、今のアーバン・ブルースという手応えがたっぷり。
アーケイド・ファイアのメンバーで、ファイナル・ファンタジー名義で作品を発表しているカナダの才人による初の本人名義作。管弦楽とエレクトロを結合させた奥行きのある優雅なサウンドと、繊細な歌声が醸すクラシカルでポップな音世界のなんと美しき哉。2010年度ベスト盤の最有力作。
ポスト・ロックの先駆的バンド“フリッジ”のギタリストとして活動、またジャズ・ドラマーのスティーヴ・リードとのコラボレーションでも知られるキエラン・ヘブデン。彼が久々にフォー・テット名義の作品を発表した。アブストラクトな音が続くが、聴きごこちは実に滑らか。「This unfolds」から「Reversing」への流れが実に美しい。
5人組ロック・バンドの3rdアルバム。フリー・ジャズ、ソウル、トリップ・ホップ、エレクトロなどを用いた独特の音楽性が全開。スカーレット・ヨハンソンやベックを手がけたメンバー、デイヴィッド・シーテックの実力が光る。
NYブルックリン発のマッシュ・アップ・バンド、ヴァンパイア・ウィークエンドの2008年のデビュー・アルバム。変則的なアフロ・ビート、キャッチーなギター・プレイ、ハイトーン・ヴォーカル、ポップなシンセを融合させた、踊れるナンバーが満載。
英国産4人組による、1枚目の独特なサイケデリック・サウンドの探求をさらに推し進めたセカンド・アルバム。ビートの組み立てや音のエッジの立て方にヒップホップからの影響が強いほか、“ロック”的なクリシェを捨て去り、多様な楽器で大衆音楽を再構築する冒険心にドキドキ。
2006年に結成されたアメリカはニューヨーク出身の4人組による、世界累計で約100万枚ものセールスに達したデビュー作に続くアルバム。エレクトロ要素の増加が印象的で、ダンサブルなポップ・チューンで変幻自在な音楽性をあらためて示す。気分爽快な内容だ。『ビルボード』チャートで1位を記録。
英メディアを中心に高い評価を得ている女性ヴォーカリスト、アデルのデビュー・アルバムに、ロサンゼルスでのライヴ音源やジャック・ホワイトが参加した楽曲などを収めたCDを追加した豪華エディション。エンハンスドCDにはドキュメント映像も収録。
ロンドン出身の3人組、フレンドリー・ファイアーズのアルバムの豪華エディション。尖って過剰でヒリヒリするようなギター・コードを多用しながらも、あくまで踊れて歌えるキャッチーさを持ったサウンドが魅力だ。