発売元 : NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン
初のカヴァー・アルバム。浮遊感とスピード感が共存する演奏も素晴らしいM.ナシメントの「Vera Cruz」、レイドバックした音だからこそヴォーカルの説得力が際立つスタイル・カウンシルの「My Ever Changing Moods」、ボッサのアレンジが新鮮なブロンディの「Call Me」など、多彩な楽曲を通して独自の音世界を構築。
「あなたに」「島唄」「涙そうそう」といった沖縄の名曲を集めヒットした彼女のアルバム『たからもの』の再編集盤。ボーナス・トラックに「美ら島の美ら人へ」が加えられている。全体的なクオリティは言うまでもなく高く、何度聴いてもしっくりくるのだ。
レゲエ・シンガーのSISTER KAYAによるカヴァー企画第2弾。今作のテーマは“夏”で、RIP SLYMEの「楽園ベイベー」、美空ひばりの「真赤な太陽」、山下達郎の「さよなら夏の日」、スピッツの「青い車」などの夏のヒット・ソングが、心癒されるようなレゲエ・ソングへと生まれ変わっている。
目下絶好調の彼ら。だからこそ、いつものように自然体のアルバムができあがった。リコーダーが伸び伸びと活躍しており、おなじみのニコニコ系楽曲の中、3、6、11曲目の甲乙つけがたいしみじみ系が実にイイ。メンバー総出演(たぶん)による「何これ」的クリップもイイ味。★
湘南・藤沢出身のギター&ウクレレ弾き語りデュオの2枚組ベスト。ディスク1はオリジナル曲集でフォーキーな「君らしく僕らしく」、ラップを取り入れた「Love Letter」、70年代シティ・ポップ風の「The Ocean Is Calling」などスタイルは多様だが、明るく爽やかな曲調が共通する。ディスク2はハワイ音楽のカヴァーが中心。
インディ・シーンで活躍するヒップホップ・アーティストを特集した人気コンピの第2弾。ロベルト吉野とのコンビでも知られるサイプレス上野や実力派の2人組フュージョンコアなど、50組にも及ぶアーティストが一気に楽しめる。
2000年のデビューから2006年までの活動記録を、シングル中心のディスク1とアルバム中心のディスク2の2枚組に収めた初ベスト。スウィート・ソウル風味のよくできたポップスをキュートな女性ヴォーカルが歌う、癖のないのが個性と言えるみずみずしい音楽だ。
3オクターブに及ぶともいわれる声域から生まれる超ハイ・トーン・ヴォイスの魅力が十二分に味わえる1作目。デビュー・シングル関連を除いた収録曲のほとんどが自作で、20歳のシンガー・ソングライター、タイナカサチの大きな可能性を予感させる作品だ。
福山雅治の「桜坂」やコブクロの「桜」、宇多田ヒカル「SAKURAドロップス」やスピッツの「チェリー」など“桜”にまつわる日本のヒット曲をレゲエにアレンジした企画アルバム。元は男声の曲が多いが、女声で歌うのも新鮮。日本古謡「さくらさくら」が後ノリでゴキゲンに変身。
千葉発、2007年で結成14年になる、パンク、メロコアといったフィールドで活動する三人組の、7枚目のフル・アルバム。タイトルの一端に“ザ・ベスト”とつくが、いわゆるベスト・アルバムではない。全22曲と多いが、一気に聴けてしまう疾走感はある。
3オクターブの声域が話題の女性シンガー・ソングライターの4枚目のシングル。1曲目は別れた恋人を想うバラード。BoAなどアジアの歌姫特有の切なく力強い高音が印象的。2曲目は70年代の筒美京平歌謡風の爽快ポップス。順番に聴くと、冬から春への移ろいが体感できる。
ジェネオンから発表の、ビートルズのスカ・カヴァー・コンピ。全国各地の若手バンドが“青盤”をモチーフにした後期の名曲を、ゴキゲンにスカ・アレンジしている。監修は、企画ものでおなじみのDJ SASA。