発売元 : THENINTHAPOLLO
宮崎出身のパンク・バンドの、ライヴで話題となっていた山口百恵の名曲「いい日旅立ち」のカヴァーを含む3曲入りシングル。山口百恵をパンクでやってしまうという発想に驚くが、聴くとほとんど違和感はなくオリジナルの良さも残ししつつ自分たちのものにしている。
福井の4ピース・バンドのファースト・アルバム。UKロックの影響を色濃く放ち、全編英語詞ということもあって、言われなければ日本のバンドとわからないかもしれない。ギターがヴォーカル同様に語り、ドラマティックな世界を構築している。
名古屋のカリスマ・パンク・バンド、気合たっぷりの5作目。地元では音楽だけではなくファッション面にも大きな影響力を持つだけあって、ここでもジャケット、音質、パッケージ込みでスタイリッシュな世界を演出する。現代のメロコアだ!
ライヴ・ハウスで活動する全国のバンドを集めたコンピレーションの第2弾。今回も北は北海道から南は九州まで、20バンドを収録。ジャンルがバラバラなため特定のファン層に向けた内容になっていないが、切磋琢磨する各バンドの熱さが伝わる。
大阪発のアップ・テンポでかっこいいメロディが魅力の、爽快でクレイジーなパンク・ロック・バンド、THE SKIPPERSがデビュー。日本語パンクから韓国語パンクまで、様々な要素をポップにパンクに聴せる。
地元・群馬で着実な支持を集めるヘヴィ・ロック6人組の初の単独音源。静かに語りかける→デス声で吠える→せつないメロディを歌う→ジャジィにスウィングする、などなど、自在に変化する曲調に乗せたメッセージはあくまで骨太、前向き、理想追求。勢いあり。
ホーン・セクションを含む7人組ロック・バンドのミニ。ややパンキッシュな曲調やリズム・アレンジのシンプルさをホーン・セクションが上手くデコレーションしている様子が美しい。(4)のようにホーンがソロをとる曲がもっとあっても良かったかも。歌うベースも魅力。
まったく歌詞不明(歌詞カードもなし!)で意味不明! だが、このノリはいったい何。1分前後の曲が19曲の畳み込むような構成。エネルギー爆発暴走モード突入のパンク。遊び心たっぷりに笑いを誘うSE、さらに「OUTRO」の10分近い無音状態も人を食ってる。★
THE NINTH APOLLOというインディーズ・レーベルより、所属アーティストを集めたコンピ盤。ギター・ロックあり、ミクスチャーあり、ヒップホップあり、これだけのジャンルを勢揃いさせてしまい、しかも皆なかなかの実力者とは、レーベルの層の厚さをみせつけてくれる。
知る人ぞ知る“ヨモギダくん”率いるメロディック・パンク・バンド=PATCH WORK LIFEと、“加賀百万石ロック・バンド”ことSeattle Standard Cafeとのフレッシュなスプリット。どちらもメロディ命、疾走感重視、本音メッセージ満載で相性は抜群。