1989年2月発売
ノック・オン・ウッドノック・オン・ウッド
よく見るとすごいジャケットだ。誰がカフス付けて木なんか斬るかね。アトランティックはジャケットがひどいほど中身はいい。12曲中エディのオリジナルはタイトル曲を含め4曲だけだが、他の曲も味わいのある歌いっぷりできかせてくれる。
スウィート・ソウル・ミュージックスウィート・ソウル・ミュージック
60年代後期に全盛を誇ったサザン・ソウルの隠れた実力者の名作アルバムが、遂に(!)登場だ。ズッシリと重いサウンドをバックに歌われるソウル・シンギングは、やはり一味違う。そう、ここでのスウィートは甘さでなく、豊潤でディープだって事。
アフィニティアフィニティ
エバンス・トリオとハーモニカ奏者の共演。この意外な取り合わせが思わぬ効果を生み出した佳作のひとつ。トゥーツの柔和な楽想が影響してか、エバンスのピアノは雄大でロマンチックな世界を描く。こうしたアルバムでエバンスに入門するのも悪くないはず。