1991年7月21日発売
マジカル・モンタージュ・カムパニーマジカル・モンタージュ・カムパニー
のりピーが邦楽ロックの人気者5人と組んだ問題作。アイドル哀歌の(6)(ユニコーンの阿部B担当)や無気力ロックの(7)(カステラの大木知之担当)など意外な顔合わせも結局、まる〜くおさまっている。いちばん出来がいいのは土橋安騎夫の(10)なのであった…。
神々と潮騒の歌声 沖縄島唄神々と潮騒の歌声 沖縄島唄
竹中労のライフ・ワークであった琉球古謡紹介シリーズで、75年録音のもの。沖縄語による謡の中でも、愛惜の情に満ちた(6)、(12)などは群島文化を背景にしたものであり、その唄の世界が目に浮かんでくる。言語とメロディの関係を考えさせたりもする。
美ら弾き 沖縄島唄美ら弾き 沖縄島唄
小学生の頃から三絃の天才的手腕の持主だったという登川誠仁の弾き唄い。あでやかな三絃の音は波頭のきらめきを思わせる美しさ。(8)(16)では太鼓も叩いているが、まんべんなく降り注がれる音の中にいると、まるで太陽の匂いに包まれる心地がする。