制作・出演 : ウラディーミル・フェドセーエフ
ヴィアッジョ・イタリアーノ +2ヴィアッジョ・イタリアーノ +2
ボチェッリが有名になる直前にモスクワで録音され、日本では3rdアルバムとしてリリースされた一作に、ボーナス・トラック2曲を追加。“イタリア”をキー・コンセプトに、オペラ・アリアから民謡までを収録。
小山実稚恵 国民楽派ピアノ・セレクション小山実稚恵 国民楽派ピアノ・セレクション
チャイコフスキー国際コンクールとショパンピアノ国際コンクールという二大国際コンクールに初めて入賞した日本人、小山実稚恵。本作は、これまでに彼女が録音した音源から国民楽派の名曲をピック・アップしたベスト盤だ。
リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」作品35 グラズノフ:バレエ組曲「ライモンダ」作品57リムスキー=コルサコフ:交響組曲「シェエラザード」作品35 グラズノフ:バレエ組曲「ライモンダ」作品57
スヴィリドフ:「吹雪」 グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲 「イワン=スサーニン」より序曲と3つのダンス ほかスヴィリドフ:「吹雪」 グリンカ:「ルスランとリュドミラ」序曲 「イワン=スサーニン」より序曲と3つのダンス ほか
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番/ピアノ・ソナタ第2番ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番/ピアノ・ソナタ第2番
ときにやや一本調子になるとはいえ、小山らしい抒情的な温かさや、非常に瑞々しい表現が多々聴かれ、存在価値はあると見た。これは協奏曲、ソナタ同様で、特筆されるのはフェドセーエフの伴奏のスケールの大きさと豊かな雰囲気。録音も、共に非常に良い。
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集ラフマニノフ:ピアノ協奏曲全集
国内盤初登場、お蔵入りになっていた理由が判らない超お買い得セットだ。淀みなく流れるピアノ、オーケストラの新鮮さを失わずにツボを押さえたサポートが音楽的なコラボレーションの素敵な成果を生んだ。パイクとフェドセーエフのファンになること確実。
ショスタコーヴィチ:交響曲 第5番&第6番ショスタコーヴィチ:交響曲 第5番&第6番
今年4月の文字通りの最新録音。モスクワで奮闘し、精力的なレコーディングと海外公演でもがんばるフェドセーエフとモスクワ放送響ならではの腰のすわった演奏。5番もさることながら6番のつくりが熱く、プレストらしからぬ骨太なフィナーレも新鮮だ。