1991年8月発売
シベリウス:チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲シベリウス:チャイコフスキー:ヴァイオリン協奏曲
1963年生まれ、ロンドンを中心に活動している木野のデビュー盤。“コンクール荒らし”として名を馳せただけあって、スキのない演奏を披露するが、表現面での新鮮味が乏しい感じは否めない。だが、この録音という新たな経験が飛躍への契機となるだろう。
ヘンデル:リコーダー・ソナタ集ヘンデル:リコーダー・ソナタ集
二人の楽しい出会い。通奏低音はキース一人が受持ち、聴き手は低音が少し淋しい代りに、二人の合奏の妙味に集中して楽しむことができる。キースは饒舌だが品位ある見事な即興を展開し、ミカラもそれに触発されて思い切った即興的フレーズをちりばめる。