1993年10月21日発売
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番
今年35歳になるイギリスのチェロ奏者イッサーリスの演奏は、いかにも現代の演奏家らしい軽やかな運動性と響きを備えており、音楽が伸びやかで自然に息づいて全くイヤ味がない。「サン=サーンス」という選択が功を奏したということか。相補的好アルバム。
サニー・ポップ・ジェネレーションサニー・ポップ・ジェネレーション
カーネーションの直江政太郎のプロデュースによるデビュー・アルバム。絵に描いたようなネオアコ系ギター・ポップ・サウンドが可愛い。ルックスも含めて若い女の子たちにウケる要素は十二分にあるけれど、音楽的多面性を予感させる断片もないことはない。
シーズ・ファイヤシーズ・ファイヤ
ウ〜ム…しばし声も出ず、というのが最初の感想。日本のフォーク&ロック史を語るとき必ず名前の出てくる金延幸子の20年ぶりのセカンド・アルバムだそうだが、あのころを知る世代は“いったい何があったのだ?!”とオタついてしまう。パンクになるとは…。