1993年11月1日発売
菊池桃子スペシャル・セレクション1菊池桃子スペシャル・セレクション1
モモちゃんのデビュー10周年企画としてリリースされた「ラ・ムー」までの時期のベスト・セレクション。作曲家、林哲司のグッド・ジョブ(エエ仕事)集でもあります。エアプレイ・サウンドに乗った、はかなげな唄声に予想以上に和んでしまいました。
菊池桃子 スペシャル・セレクション2菊池桃子 スペシャル・セレクション2
近年のベスト曲集、とはいえヒットも少なく印象の薄い曲ばかり。ただ、ラ・ムー時代の曲が何の説明もなく入ってることで、当時のメンバーのセリフ「別に雇われたんじゃなく俺達がヴォーカルを捜してたら菊池桃子が来た」がウソだったと判明した。当たり前か。
まつりうたまつりうた
73年に東宝レコードからリリースされた幻のデビュー・アルバムの復刻盤で、(11)はタイトル曲のボツ・テイクも追加収録。芝居の挿入歌として作られた(1)(2)(10)など、自作の歌詞の日本的叙情を中心に据えた曲が資料的には貴重。言葉への興味が音以上に顕著。
竜鉄也「大漁茜船」全曲集竜鉄也「大漁茜船」全曲集
「初の海ものに挑戦!」ってアオリにあるけど、海もの…。板子一枚下は地獄って奴ですか。大漁船は男のロマン…なんだろうなぁ。大ヒットの(7)以下、竜鉄也の基本は永遠の恋人を求めての人生行脚なのだね。あとは飛騨高山系の郷愁。(13)がちょっとやらしい。