1993年8月25日発売
アフリカン・ヴィーナスアフリカン・ヴィーナス
息子ジョシュアの活躍によって、にわかに再び注目されはじめたデューイ・レッドマン。この作品では、息子と共演した3曲をはじめ、アフリカ的サウンドからフリー、そして有名スタンダードまでと変化に富んだ構成で、スリリングな展開を繰り広げている。
ホット・アンド・クールホット・アンド・クール
ジャズ・テナーの巨匠、ゴードンが、50年代に残した作品の数は少ないが、どれも内容は優れている。これはそのなかでも代表作として有名な1枚。西海岸で活躍していた実力派たちのサポートを受けて、おなじみのデクスター節がたっぷりと堪能できる名盤。
イントロデューシングイントロデューシング
定評ある名盤。パーキンスは若くしてこの世を去ったピアニストで、そのため残された作品の数も極めて少ない。西海岸で活躍していたにも関わらず東海岸風ビバップの香りを目一杯表現した本作は、数あるピアノ・トリオ・アルバムの中でも優れた1枚。
フォーレ:ピアノ五重奏曲台1番 他フォーレ:ピアノ五重奏曲台1番 他
フォーレの薫り豊かな響きを美しく再現した演奏として、LP時代から名盤として知られた録音。現在も、この味わいを超える演奏はなかなか登場しない。冒頭から、やさしく繊細な響きで、フォーレの微妙な陰影の変化を描いていく。ピアノもすばらしい。
フォーレ:ピアノ五重奏曲台2番 他フォーレ:ピアノ五重奏曲台2番 他
(1)のチェロはさして腕達者とはいえないが、そのくすんだ音色と品格のある表情は心地よい。(2)も同様の傾向のアンサンブル。暖かく柔らかいが、必要以上に耽溺せず適度な爽快感もを伴う。どぎつくならず、丸みのある録音も好ましい。
ヴィヴァルディ:マニフィカトヴィヴァルディ:マニフィカト
器楽作品だけでなく、数多くの宗教音楽をも作曲したヴィヴァルディの代表的な作品。荘厳な雰囲気をもちながら、どこか親しみやすい表情をみせるあたり、いかにもヴィヴァルディならではの音楽だ。演奏は艶やかな弦とのびやかなコーラスの響きが快い。