1994年11月21日発売
バッハ:「ゴールドベルクバリエーション」バッハ:「ゴールドベルクバリエーション」
静かに大きく息を吸い込み、それをゆっくりと吐き出していく。そんな演奏である。真正面からアプローチし、ひとつひとつの音を確実な形にして空間に生み出していく。非常にゴツイけれど、とても温かなバッハ。もっと遊びがあってもよかったとも思う。
バッハ:「パルティータ」全6曲バッハ:「パルティータ」全6曲
このパルティータ全曲には、園田氏の、現代のピアノにふさわしいスタイルで描きあげた魅力の演奏が詰まっている。6曲それぞれの性格を明確に弾きわけながら、軽快な律動感と抒情を豊かな響きで奏でている。作品を身近に感じさせる演奏だ。