音楽むすび | 1994年12月10日発売

待たせたわりには何ざんしょ、この精彩のなさは? と、誰もが怒りまくりのニュー・シングル。残念ながら、メロディの弱さと躍動感の欠如は否定しようのない事実。いくら別ヴァージョンが収録されているといっても、これで2000円は高過ぎませんか?

ソウル・フラワー・ユニオンの前身であるニューエスト・モデルとメスカリン・ドライヴの歴史を振り返る3枚組のBOX。両バンド混合で年代順に収められた構成が、ソウル・フラワー・ユニオン結成に至る流れ＝必然性を雄弁に語るという仕掛けになっている。何にせよ凝り性の彼らのこと、全曲リマスタリングは当然のこと、初CD化8曲収録、未公開写真満載というのもうれしい。

テレビの劇伴などでおなじみの彼女の歌が、ベスト・セレクションとして1枚のアルバムに収められた。どの歌も耳に優しく、それぞれの歌からさまざまなシーンが浮かんでくる。(9)や(12)はその代表曲で、オーケストレーション・サウンドが安らぎを与えてくれる。