1995年12月21日発売
「国際ホテルとブリストルの間」ブライアー「国際ホテルとブリストルの間」ブライアー
イギリスのミニマル・ミュージックは哀しいアイロニーに満ちている作品が多いが、ブライアーズの作品などはその最たるものといえそうだ。ゆるやかな丘陵をもつイギリスの冬の田園風景のようだ。いずれもバラネスクとの関わりが深く、演奏も堂に入っている。
NARUSE THE BEST 22NARUSE THE BEST 22
静かで目立たない楽器だったベースもジャコ・パストリアスの出現により表通りに登場するようになった。チョッパー奏法を得意とする鳴瀬喜博が我が国を代表するベーシストであることに異論はないだろう。バーボンに残した4枚からのベスト・セレクション。
ザ・ヴィーナス ROCK’N ROLLザ・ヴィーナス ROCK’N ROLL
'60sポップスを楽しいパーティ気分で聞かせたグループ、ザ・ヴィーナスのベスト・アルバムです。リード・ヴォーカルのコニーのキュートさを生かし、アメリカン・ポップスをカヴァーしている。'80年代初頭にいくつか登場したポップ・グループのひとつ。
一世風靡セピア THE BEST 20一世風靡セピア THE BEST 20
2枚組と1枚ものの2種類のベスト盤が同時に出た。彼らは極めてアジア的な集団だ。盆踊りの輪の中に乱入したサムルノリがまちがってガムランのゴングをたたきながらアジびらを播きつつ丸井ヤング館で買物しているような。
セルスターズ☆愛の12章セルスターズ☆愛の12章
ジャケットを見て思わず苦笑。このファッションが流行の先端だった時代のアルバムです。(5)の大ヒットで名を残したグループだが、どこといって特徴のないところが辛い。巧いハコバン止まりという印象が当時も今も拭えないところに限界があったようだ。
オリジナル・ヒット12 BABYオリジナル・ヒット12 BABY
フォーク・ロックの歌謡グループ的展開の一例として評価されていいグループがセルスターズだろう。(2)の大ヒットだけが印象に残っているが、それも仕方ないのがこのグループの特徴で、コーラス、サウンド、曲調がどれをとっても一色という見事さだった。