1995年3月24日発売
LIVING FIELDLIVING FIELD
正統的なUKサウンドをベースに、アルバム前半の甘くせつないラヴ・ソング、初のインスト曲、クールでスタイリッシュなサウンドと内省的な歌詞のアンバランスが印象的な後半という展開。ソング=ライター、山中さわお(vo&g)の才覚が際立っている。
大月みやこ昭和の名曲を歌う Vol.6大月みやこ昭和の名曲を歌う Vol.6
カヴァーしていくにしても、ここまでイタコ状態になっているカヴァーは見事である。女版の水原弘や橋幸夫になったり、梓みちよであったり、身震いするほどオリジネーターを呼び込んでいる。それでいて、大月みやこしかない歌唱展開をしているスゴさ。
佐藤允彦・ランドゥーガ オーケストラ/直佐藤允彦・ランドゥーガ オーケストラ/直
ランドゥーガ道場門下生による大オーケストラ(50人)及び小オーケストラ6組によるゆるやかな即興集。小さなルールで肩肘張らない演奏を楽しむ。誰にでもやればできる、ということをあっけらかんと示した遊びの心は母心。当然ジャンルはなしである。
バッハ:リュート組曲バッハ:リュート組曲
75年のLP初出時には「ギターで弾かれた最高のバッハ」と称えられた名演。その評価は現在でもほとんど通用する。4曲いずれも素晴らしいが、ことに第4番の天駆けるような疾走感がたまらない。少なくともこの曲では、ジョンを凌ぐ演奏はまだない。